- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087468892
感想・レビュー・書評
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寂れた商店街にある時計屋さんと、あることがきっかけでヘアーサロンがあった店を借りることにした主人公がいろいろな事件(?)に巻き込まれながら自分の問題と向き合い、自然とふたりは~というとても心温まるお話でした。2も出ているようなので気になります。
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素敵なタイトルと思っていたら内容まで素敵。
これ、大好きだな。
ほっとするし温かい気持ちになれる。 -
ほっこりあたたかい話。
優しい気持ちになれます!!
一つ一つの時間を大切にしようと思えました☆ -
2013/07/10-08/01
2012/03/10発刊の東野圭吾「ナミヤ雑貨店の奇蹟」に似た展開である。本書は2012/09/20の発刊であり、イメージが二番煎じの感がいなめない。特に、「季節外れの日傘」の章は、話にじれったさを感じる。
表紙の絵は良いので、「残念な本」です。 -
つまらなすぎて、先に進まないので断念しようかと思います。
ケータイ小説か!
と思うような文章、内容…
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と思ったんですが、レビューはそんなに悪くないみたいなので
もう少し辛抱して読んでみます… -
表紙とタイトルにつられて、事前のチェックも何もなしに手にした本。普段積極的にチェックしているジャンルではないので、著者のお名前すら知らなかった。
全体的に、ほんわかしていて、暖かなお話。ちょっとファンタジーで恋愛テイストな、連作短篇集。
ファンタジーは苦手なので、そういうお話だと思っていたうちはちょっと躊躇いもあったが、読み進んでいくとそういうお話とも違うのだなぁと受け入れるのに抵抗がなくなった(ちょっと強引ではあるけれども)。
登場人物が、過去に囚われ未来へと進めずにいる記憶や思い出を、今を流れる時の中で修復していく。緩やかに時を刻む、古い商店街の現在と過去を行き来しながら。
進んでいる「時間」、止まっている「時間」のコントラストがいい。
少女漫画みたいなお話で最初は「イマイチかなー」と思ったけれど、途中から登場人物の過去の話になると続きが気になって、一気に読んでしまった。 -
世間では結構売れていて評判もいいみたいだけど、正直言って退屈すぎる。物語の設定とか、全体を通じたあたたかい雰囲気は悪くない。ただ、とにかく毒が無さすぎて、ヨコシマ好きな私には合わなかった。著者の谷瑞恵さんはコバルト文庫から人気シリーズ(「伯爵と妖精」シリーズ)を出版している人だが、今回、一般レーベルからこのような王道少女小説を出す意味がよく分からないところ。(主人公がアラサー女子というのが、コバルト的にはNGなのかも知れない)
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事情により、子供の頃一夏を過ごした商店街に帰ってきた明里。そこには「思い出の時 修理します」のプレートを掲げた時計屋さんが。過去に悩みを持つ人が訪れては「思い出を直して」いきますが、その時計屋さんも明里も直面できない過去を抱えていて…。
表紙を見て、こんな話なんだろうなと思ったのがそのまま展開されてました。いい意味で裏切られるのを期待してたんですが…。ファンタジーでしか解決できないであろう問題を無理矢理現実で解決してしまっていて、なんだかなぁというのが全体の感想です。「思い出のときを修理する」というよりは、そもそも思い込んでただけで囚われる必要がなかったのを明らかにする、が正しいのではないかと。皆が納得して幸せでいられるお話でも、力づくで持っていくならまだ好感を持てるのですが、幸せになるのが大前提の既に出来上がった土台の上で繰り広げられると興味のない話を隣で延々話されているようでげんなりします。けど、たまに自分でも驚くくらい引き付けられるところがある。一度大人の読者向けの作品を読んでみたい作家さんです。 -
文章が若過ぎて合わなかった。
小説というよりは少女漫画を読んでいるよう。 -
"思い出のとき修理します"
5つの短編になってますが、どの物語でも過去に囚われている人が、時計屋さんと明里ちゃんと出会う事で過去のわだかまりを解いていく。そんな心暖まる物語。読み終わった後は優しい気持ちになれた。