思い出のとき修理します (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 603
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087468892

感想・レビュー・書評

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  • ファンタジー強めな話かと思ったらしっかりしたミステリーものだった

  • ゴリゴリの推理物なのかと思ったら少女漫画でサクサク読めるけれど何も後に残らない。

  • すごく読みやすかったです。

    自分の過去を辿っていくところは一気に読めました。
    もう一人の孫娘がいなくてよかった(笑)

    商店街モノ、温かみがあって結構好きです。
    続きも読んでみようと思います。

  • 仕事にも恋にも疲れ、都会を離れた美容師の明里。引っ越し先の、子供の頃に少しだけ過ごした思い出の商店街で奇妙なプレートを飾った店を見つける。実は時計店だったそこを営む青年と知り合い、商店街で起こるちょっぴり不思議な事件に巻き込まれるうち、彼に惹かれてゆくが、明里は、ある秘密を抱えていて…。どこか懐かしい商店街が舞台の、心を癒やす連作短編集。

  • 甘い・・・少女漫画のようだというレビューがあったけど、確かにそんな感じ。合わなかった。

  • 悲しい過去を修理できるなら。。。

    したいな。

  • 2013年12月読了

    友達に勧められて読んだ本。
    ファンタジー?不思議な世界が広がっていました。

    有川浩先生の「植物図鑑」が好きな人にはおすすめします。



    明里を想う時計屋さんにきゅんきゅん。
    見えない優しさ、素敵です。

  • 職場の人から「すごく感動した」と薦められた本。
    『ビブリア古書堂・・・』とか『まよパン』とかと似た雰囲気です。ちょっと事情のある人たちが、ちょっとしたミステリーを解決して、友達以上恋人未満(古い)みたいな男女のやりとりも見せつつ、最後は心あたたまる、という。こういうの流行っているなあ。。ドラマ化しそう。
    ドラマ化するなら太一はNEWSの手越くんがいいな、と思いました。

    表現が感傷的。ストーリーに合わせて登場人物を動かそうとするので、人の心の動きにどうしても無理が出てしまう。

  • 時計屋の話というわりには時計の話がでてこなかった。なんでもかんでも幽霊?だか生霊だかでてきて解決するかんじである。あと主人公が預けられる経緯も感心しない。叔母さんのネグレクトでは。でも主人公二人の抱えてる過去が気になって最後まで読んだ。

  • ソフトな文体で読みやすいが、一般文芸としてみると評価は厳しくなる。作品世界を構成する雰囲気は好ましいが、ファンタジックな部分が微妙に「作っている」感じがするというか、道具として都合よく使われているだけというか……何となく完全に融合できていない気がした。傷心しているとはいえ、ちょくちょく幻覚を見る主人公が年齢より少し幼く感じたせいもあるかもしれない。どの方面から見ても中途半端なのは、続刊で改善されていくのかどうか。
    個人的にはぴんとこなかったが、ところどころ心ひかれるフレーズはあるし、そろそろライトノベルから一般文芸に移ろうかという読者の牽引役としては適任なのではないだろうか。

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著者プロフィール

三重県出身。『パラダイスルネッサンス楽園再生』で一九九七年度ロマン大賞佳作に入選しデビュー。「伯爵と妖精」シリーズ、ベストセラーとなった「思い出のとき修理します」シリーズ、「異人館画廊」シリーズ、『がらくた屋と月の夜話』『まよなかの青空』『あかずの扉の鍵貸します』『ふれあいサンドイッチ』など著書多数。

「2023年 『神さまのいうとおり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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