- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087474244
感想・レビュー・書評
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極上の料理を振る舞い、周囲で起こる事件を解決する同居人の正体に迫っていく話。
ほのぼのしていたり、ギャグテイストも随所に見られますが、結構暗い。
アンバランスで馴染みにくかったです。あと主人公が好きになれなかったのも敗因(?)か。
このなかではビール醸造の話「マイ オールド ビターズ」が好き。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
請求記号:F/キタモ
資料番号:011217783
「おいしい本」①
11の短編にちりばめられた小さな謎が,1つの物語につながっていく連作ミステリー。
それぞれの短編は料理を絡めたさまざまな趣向で彩られています。
どこでも手に入る素材を使いながら,手間と工夫を凝らして作り上げられた料理は,食べてみたいものばかり。
おいしい料理は人の心を掴み,笑顔を伝えてくれるものだと感じられます。 -
やっぱり北森さんは面白い。何しろ設定が私好み。
芝居小屋の看板女優ネコさんのところの居候、料理人にして推理が得意なミケさん。大学生時代の謎を背負ってミケさんが失踪してしまい、それを劇団の脚本家(多分ネコさんを愛してる)が調査しながら小説にしていく・・・あ〜〜、駄目だ、発想が凄すぎて説明なんかできない。けれど読んでいてちっとも不自然ではないし、支離滅裂なんかじゃないところが不思議。 -
連作短編。面白い仕掛けだった。話の構成が単調にならず、どんどん進展していく。にしても料理上手な彼氏っていいなぁ。
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面白かったけどいまいちのめりこめず。
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★あらすじ★劇団女優のネコさんこと紅林ユリエの同居人であるミケさんは、とびきりの料理上手な上に名探偵だった。最良のパートナーを得たかに見えた二人だが、突然ミケさんは失踪してしまう…
★感想★店長さん達のブックレビューを読んで購入。期待以上でした!連作短編集と見せかけて長編…というのは読んだことがあるけど、間に挟まれている短編も繋がっていたり、脇役に見えた人物が重要な関わりを持っていたりと構成も見事で、北森作品を読みあさるきっかけにもなりました。癒し系でありながらミステリアスなミケさんが素敵。ネコさんじゃなくても拾って帰りますって。 -
私もミケさんみたいな同居人が欲しい!
ミステリーの部分よりも料理に心奪われた!
食べてみたい料理がいっぱい!!! -
この本が好きで何度も何度も読みかえしていたので、この間北森さんが亡くなったと聞いてショックでした。
読むとおなかがすく、料理がしたくなるお話。
ミステリーなんだけど、どのお話も料理がからんでいて、しかもそのお料理がすごくおいしそう! -
久々に「え、え?えぇ~っ?」な展開でおもしろかった本。
こちらも美味しそうな料理が出てきます。
ブランデーで漬けた梅酒がいいなぁ。
読後感も良。
やっぱり短編や連作ミステリに強い作家さんだなぁという印象。
しかも小ネタの抽斗が豊富だから、毎回ちゃんと楽しませてくれます。 -
この本に載っていたチャーハンを作りました。ほんとに美味しかった。
北森鴻さんのご冥福をお祈りいたします。