- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087474244
感想・レビュー・書評
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食べ物の描写はとても美味しそうで良かったです。短編の連作になっているのかと思いきや、という展開で面白いですね。ただ途中の伏線があからさまにここ伏線ですよっていうのが読みにくかったですね。あと、知らない人といきなり一緒に住んじゃう主人公もどうかと思います。
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つまらない。食べ物の描写も料理している風景も美味しそうじゃない。唯一食べるのを心待ちにしている紅林ユリエさんの素人オンライン小説に出てくるベテラン仕事持ち女性典型キャラの描き方がよかったくらいだ。
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再読5回目。
連作ものはこの著者の得意技、と言っていいと思うのです。それも、それぞれのシリーズで連作になるべきテイストが違う。その上、他のシリーズとのちょっとした重なりが見えたりして、ほんと面白い。 -
ブラボー!拍手喝采!!これを読まずして、北森ファンと言うなかれ!
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2012.2
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再読ですが、登録していなかったのでこの機会に。
連作短編集。
巧妙に仕組まれた構成が素晴らしい。
本書最大の謎、ミケさんが何者なのかとどんどんとページを捲ってしまう。それが一筋縄ではいかないわけで。その過程もまた楽しい。
ユリエのさっぱりとした性格が表れた文章も好ましく、小杉とのやりとりも楽しませてくれる。
小杉が本当に……いいキャラです。
各話ごとに出てくる料理も美味しそうで食欲をそそられる。付随する雑学もおもしろかった。
ただやっぱりラストがあっさりだったのが少々不満。 -
2012年の初読了。ミステリー連作短編集で、初めはバラバラだった話が次第に絡み合ってくる。ユーモアと美味しそうな料理がたくさん登場するところも、北森氏ならでは。
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再読/北森鴻作品で1冊選ぶとしたら、これかも。
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もっと、もっと北森さんの小説が読みたかったのですが
ご本人が亡くなっているのでどうすることもできませんね。