- Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087475173
感想・レビュー・書評
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いろいろな作家の小説が読めるので、満足です。
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なんとなく暗めしっとり(じっとり)の話が多かった気がする。最後の短編もじっとりめだから、読み終わった瞬間も『あーおもしろかった』とはならない。好みの問題だから一概には言えないけど、最後は爽やかな気分で終わる話を持ってきてほしかった…
ちなみに気に入ったのを挙げると、
苦労判官大変記と、さよなら、キリハラさん
かな。
じっとり系があまり得意ではない私にとってはこのくらいがちょうどいい(*^^*) -
私がアンソロジーを読む理由は、知らない作家の作品が一度にたくさん読めるということだ。その意味で、全16人の作家の中で、8人も未読なのはとても期待させられた。
小説すばる掲載作品から選ばれた作品群は、どれもこれもバラエティに富んでいて飽きさせない。
文学性の高い作品を抑えていて、決してエンタメ色が強いというわけではないという印象のある小説すばる。
しかし、どれもなかなか読み応えがあり、さすが一流作家の作品群だ。
なかでも篠田節子の「38階の黄泉の国」、これがツボだった。
病に倒れ死にゆく人妻が記憶の中での、青春時代の恋人との逢瀬。たった一人愛した男との決して開けない夜を描く一編だ。ある種のダークファンタジーが官能的に描かれる。そこにオチはなく、不思議な余韻を楽しんだ。
各社ともこの種のアンソロジーには力を入れているようなので、これからも楽しみだ。 -
普段読んだことのない作家さんの短編も読めてよかったです。
人気作家さんはもちろんのこと なかなか面白かったです。 -
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「小説すばる」に掲載されてきた、膨大な数の短編小説を厳選してお届けするアンソロジー。ミステリから恋愛小説、はたまた爆笑ユーモア小説まで、とっておきの16編を集めました。
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赤川次郎、浅田次郎、綾辻行人、伊集院静、北方謙三、椎名誠、篠田節子、志水辰夫、清水義範、高橋克彦、坂東眞砂子、東野圭吾、宮部みゆき、群ようこ、山本文緒、唯川恵
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圧巻である。著者名を見ただけで、ジャンルも作風も色とりどりで読書欲をそそられる。そしてもちろん、読み始めても予想を裏切られることはない。短編集なので隙間時間に読めるのに、こんなに愉しめていいのだろうか、という一冊である。 -
新しくお気に入りの作家さんを見つけるためにこの本を読んでみました。
私の中では、清水 義範さんの苦労判官大変記が好きです。
なかには、いただけないものもありました。しかし、普段好きな作家さんに偏りがちに読むので、面白かったです。 -
知ってる話もあったけど…
色んな作家さんの話が読めて○ -
タイへ向かう飛行機の中で読んだ。角筈にてで泣いて特別料理で気味悪くも読むのを止められなくなった。
新しくお気に入りの作家が見つかるのも期待してたけど、そっちは空振り。 -
いろんな作家の作品が読めて面白かったです。でも「特別料理」はいただけなかった。ご飯食べる前には絶対読みたくないです。