彼等 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 83
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087476200

感想・レビュー・書評

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  • 正午が好き。

    • ちゃんさりさん
      レビュー同じすぎてびっくりした!
      レビュー同じすぎてびっくりした!
      2013/01/11
    • しゅうこさん
      え!うそ!と思って見たらほんとだー!笑
      え!うそ!と思って見たらほんとだー!笑
      2013/01/11
  • 四部作のみっつめ。
    凛一は高校3年生に。

    今さらだけど、長野さんの描いた絵も好きな凛一シリーズ。
    表紙のストライプの服を着た男の子って、氷川さんかなあ?

    今回は千迅(ちはや)さんが出てきて、
    またしてもあっちへ行ったりこっちへ行ったりする凛一。

    正午が・・・まゆみさん何故、正午をあんな目に・・・
    辛さがピークに達した辺りでいきなり居なくなるし・・・色々びっくり。
    彼には幸せになってほしいなぁ。

    有沢さんがちょこっとだけ出てきて嬉しかった・・・(*^^*)

  • 男性陣が男性陣なだけに、
    女性がちょっとでも登場すると、ほっとさせられますね。

    日菜さん、少ししか登場しないけれど、
    芯の強い美しい人なのだなと、想像が膨らみます。

    今になって、正午の繊細な心情が、
    やっと理解出来るようになりました。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    東京で受験生としての日々を送る凛一。
    京都の大学でフットボール部の主力選手として活躍する享介。遠く離れていてもこの思いは伝わっているはず
    ―そう信じていた凛一だったが、京都を訪れた折りに、
    享介の意外な姿を見てしまう…。
    絡み合う周囲の人々の思惑、行き違いやためらいをのりこえて、
    ゆっくりと心は結ばれていく。

    二度とない、ふたりの季節を描く、好評シリーズ第三弾。

    **************

  • 2009/06/10

  • 正午…(´;ω;`)

    千迅すき

    みんな変換で苦労する名前ばっかり…でもそれがいい…

  • 少女漫画のように回りくどいけどそこがいい。

  • 透明感から一変した鬱蒼とした雰囲気が素敵でした。

  • 主人公より正午に目が行っちゃった
    いつもあんなに生意気な奴なのにこんな苦々しい体験を越えてきたのか・・・
    もう誰も信用しないし触れたくもない
    助けを求めて凛の所に行くけど、その凛さえもう好きじゃないなんて

    正午は私が守ってあげる!な3巻でした

  • この巻がいちばん好き。楽しい巻ではないけど、すごくぐっときた。正午のところは苦しくて泣きそうになったし、凛一が千尋に我侭を言うところは嬉しくてせつなくて泣きそうというか。引用文はぐっときた千尋の台詞。
    凛一への千尋の感情が複雑で、でもまとめてしまえば「大切」の一言でしかない。同性だということ、親族だということ。千尋の凛一に対する責任感はすこし違和感を覚えるほど過度。けれどそれが凛一にとっての救いであって、お互いにそれを分かっているけれど、そんな関係の2人だからこそ、結婚というのは大きいなあ。登場人物の中でいちばん凛一から遠ざからざるを得ない人だった。いちばん傍にいたら凛一が楽になれる人だったろうに。

    擦れ違いは近しい存在だからこそ起こるもので。親しい間柄であるからこそ、知らない部分が持つ力が大きくなる。良くも悪くも。
    千尋さんがすきで、最初は好みってだけでゆささんボイスでイメージしていたらこの巻で確定してしまった。花宵ロマネスクの葵さんとすこしイメージが重なる…千迅さんは紫陽さんみたい。

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著者プロフィール

長野まゆみ(ながの・まゆみ)東京都生まれ。一九八八年「少年アリス」で第25回文藝賞を受賞しデビュー。二〇一五年『冥途あり』で第四三回泉鏡花文学賞、第六八回野間文芸賞を受賞。『野ばら』『天体議会』『新世界』『テレヴィジョン・シティ』『超少年』『野川』『デカルコマニア』『チマチマ記』『45°ここだけの話』『兄と弟、あるいは書物と燃える石』『フランダースの帽子』『銀河の通信所』『カムパネルラ版 銀河鉄道の夜』「左近の桜」シリーズなど著書多数。


「2022年 『ゴッホの犬と耳とひまわり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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