王妃の館 下 (集英社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087477085

感想・レビュー・書評

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  • フランスの歴史、ルイ13世の前後に興味を持った。
    ちょっと日本人なりにいいように解釈してるのではないか、と
    かんぐる向きもあるのだが。
    軽い読み物がほしいときにいいかも。
    私にはちょっと軽すぎる感があった。

  • ざくざく読めてほどほど笑えるけど、なんとなく後味がさっぱりしない。

  • コミカルに描きつつ、感動あり。
    特にルイ王時代の描写が美しい。

  • パリのヴォージュ広場に佇む、ルイ十四世が寵姫のために建てたという「王妃の館」。倒産寸前の旅行会社が、このホテルを売りとした超高額と低額の2つのツアーをダブル・ブッキングでセッティング。

    涙腺決壊。本文中でも述べられていますが、予定調和の流れっていうのも、読んでいてすごく気持ちよい。展開が想像できる、都合がよすぎると思わなくもない、でも、それでも泣かざるを得ないというか。エンディングがすがすがしくてよかったです。

    (2009年10月読了)

  • なんかね、読んでるうちに飽きてきちゃった(^-^;

  • 2009年8月7日購入。
    2010年2月11日読了。

  • 上巻に同じ

  • 浅田氏のコメディものは、
    最後大円団で終わるってわかっているから、
    なんとなく安心して読めますね。
    大筋はどのコメディも一緒なんだけど、
    この作品は登場人物の言うことに
    割と腑に落ちるものが多かったです。

    「幸せはどれも似たり寄ったりだけど、
    不幸の形は人それぞれ違う」
    っていう話が、一番印象強いかな。

    "光"ツアーと"影"ツアーを交互に描き、
    更に中盤からルイ王朝時代の話も
    織り交ぜてくる、という組立てが
    やたらと上手いです。

  • 大団円の終わり方は感動したが、最後は無理やり結末を急ぎすぎた感があった。

  • 2009 8/4読了

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著者プロフィール

1951年東京生まれ。1995年『地下鉄に乗って』で「吉川英治文学新人賞」、97年『鉄道員』で「直木賞」を受賞。2000年『壬生義士伝』で「柴田錬三郎賞」、06年『お腹召しませ』で「中央公論文芸賞」「司馬遼太郎賞」、08年『中原の虹』で「吉川英治文学賞」、10年『終わらざる夏』で「毎日出版文化賞」を受賞する。16年『帰郷』で「大佛次郎賞」、19年「菊池寛賞」を受賞。15年「紫綬褒章」を受章する。その他、「蒼穹の昴」シリーズと人気作を発表する。

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