王妃の館 下 (集英社文庫)

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感想 : 200
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087477085

感想・レビュー・書評

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  • 交差する過去と現代の話し。
    太陽王を巡る愛の話にうるっときた。
    現代はそれぞれのツアー参加者の人生が描かれて、最後は大円団。
    映画はどんな出来なんだろう。

  • かろうじて合格点
    昔の本だもね

  • 最後は力業でうまくまとめた感じかな。
    ネガ組とポジ組のツアーのドタバタよりプティ.ルイの話の方が良かった。

  • 何の事前情報も無く、いきなり読んだので、途中までコメディとも思わずに、頭に?を浮かべて読んでいたかも。
    コメディ作品を書く人だったんですね。
    予備知識がなくてすみませんという感じです。
    何か少し強引な展開でしたね。

  • 上下巻を読み終わって、初の浅田次郎、読む本を間違えたかもしれない……

    このテの重いように見えて、何と言うかコミカルな軽さのお話はあまり得意でないですね。
    場面転換も多いですし、入り切れなかった感が否めない。

  • うっかり社食で涙。。。(o_o)

  • 最後はちょっと、、、

  • 予想以上に引き込まれます。
    予定調和のラストなんだけど、それこそがこの作品の完成形。安心出来て、心が温かくなるお話でした。

  • まだ終わりでもないのにこの展開は!
    て、自分が話に慣れてなくてヨミが浅いからか???(^^;
    コメディ調だと思ってたら。

    歴史って出来事の集合と思うと単なる膨大な情報でしかない。
    けど、連続した時間、どう流れたかがわかるとすごくよくわかるし深いし興味もわく。
    普通に考えて、時間ははしょれないから、時間が過ぎたということはその中に意義の重さの差こそあれ何かが満タンに詰まっている。
    この話の信憑性というか史実はどうなのか、調べちゃったし(笑)

    終盤だから当然っちゃ当然だけど、こんなに詰め込んじゃっていいのかよ!(笑)
    ちょっとだけ欲を言うなら、深い話にできそうなのもあるから、もう1巻あってもよかったんじゃ、ていう(笑)

    本人がそれでいいと言っても、やっぱ片思いは端から見て辛いから、自分はハッピーエンドではないかなぁ(^^;
    人なんだから、愛されることを放棄しろってのは人であることを放棄しろに聞こえちゃう。
    もちろん、八方美人みたいのは問題だけど(笑)
    ま、恋愛観は人それぞれだから、これは自分の場合って感じかな。

    うるうる(泣)

    むむ、この最後の方の「平和とは」の文章は深い。
    言っていることはわかるがすぐには消化ができないから時間をかけよう(^^)
    平和は手に入れるだけでは済まない。
    維持するもの。
    維持するためには守るために戦うことも必要である。
    というのが私の考え方。
    少しシンクロしているような気もする。
    とにかく戦うことを否定するというのは虫が良すぎる。

    好きな歌の1つ(^^)
    「生まれたからには生きてやる」(ブルーハーツ「ロクデナシ」)

    やはり最後は赤入れになった(笑)
    あ、私が感心したとこにね(^^)
    「人生で」の下りとか。

    そう!
    「ひとりひとりが」、それが薄れている。

    負け組であることに少し矜りを感じた(^^)
    「誇り」ではないよ!

    とても良かった(^^)

  • すごく引き込まれたし、面白かった!
    随所に泣かせるシーンがあって、電車移動中に読むのに苦労しました。

    けど、最後のまとめ方はちょっと乱暴すぎやしないか…

    あと、朝霞と戸川のストーリーだけは、最後に救いがあるのかと思いきや最後までそのまま終わってしまい、なんだかものすごくガッカリというか悲しかった。

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著者プロフィール

1951年東京生まれ。1995年『地下鉄に乗って』で「吉川英治文学新人賞」、97年『鉄道員』で「直木賞」を受賞。2000年『壬生義士伝』で「柴田錬三郎賞」、06年『お腹召しませ』で「中央公論文芸賞」「司馬遼太郎賞」、08年『中原の虹』で「吉川英治文学賞」、10年『終わらざる夏』で「毎日出版文化賞」を受賞する。16年『帰郷』で「大佛次郎賞」、19年「菊池寛賞」を受賞。15年「紫綬褒章」を受章する。その他、「蒼穹の昴」シリーズと人気作を発表する。

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