心理検死官ジョー・ベケット 2 メモリー・コレクター (集英社文庫)

  • 集英社
3.45
  • (0)
  • (12)
  • (6)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 61
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (536ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087606379

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 心理検死官シリーズ第二作。

    えーっと、これはミステリーだっけ、SFだっけ。
    爆発物を不活性化する目的で作られたカーボンナノチューブ。
    しかし、人の血液に入り込むと脳に達し、
    側頭葉内側を破壊して記憶障害を引き起こす。
    短期記憶が長期記憶化されず、5分前のことを覚えていられない状態にある。
    二度の汚染で死に至る。
    しかも、炭化水素ベールの物質を不安てにさせ、
    爆弾としてしまう。
    酸に漬ける以外に中和方法はない…。
    という設定について行けなかったのは、私だけではないはず。

    さらに、心理検死官のはずが
    相変わらず、ハードボイルドだっけ?というほど、アクション続きだし、
    「心理」はどこへ行ったのやら。

    いつもは迷惑な隣人が小芝居をうってくれてのが、面白かった。

  • 辛い記憶を繰り返し思い出すなんて地獄だけど、希望を繰り返し思い出すんだったら幸せかなぁ。

  • ジョー・ペケットシリーズ第二弾。前作よりは良いが、まあまあかな。

  • 飛行機内で急に暴れだし立てこもった男の対応を迫られた精神科医ジョー・ベケット。しかし、男は自分がしたことを全く憶えていなかった。記憶に障害を負っていたのだ。ベケットらは男を病院に運ぶが、男はある使命に駆られて病院から逃走してしまう。ベケットは男の失われた記憶を探し出そうとするが、同じ機に乗り合わせた乗客にも異変が起こるのだった。何が起こっているのかを追及するためベケットはサンフランシスコの街を疾走する。__一作目も楽しく読ませてもらったが、今回もその期待を裏切ることなくアクションあり、サスペンスあり、どんでんがえしあり、十分楽しめた。面白い。映像化を意識しているのかもしれない。追いつ追われつの展開が後半に行くにつれて加速していく。ディーヴァーが好きなひとにお勧め。一作目から読んだほうがいい。

  • 1作目があんまりだったので期待せずに読んだが、断然面白かった。相変わらずヒロインの職業には疑問(この作品でもほとんど意味をなしていない...)だが、とにかくノンストップの映画を見ているような展開。今回の設定は現実にあったらかなりコワイ。

全5件中 1 - 5件を表示

メグ・ガーディナーの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×