サムシングブルー

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 469
感想 : 97
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087713008

感想・レビュー・書評

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  • 恋愛は正体の見つからないもやもやを抱えることなのかもしれない

  • 自分も最近結婚し、もうすぐ友達の結婚式があるので読んでみましたが、いまいち感情移入できず・・・。
    昔の綺麗な思い出に囚われすぎてる気がしました。

  • 恋人と別れた翌日に元彼と元親友の結婚式への招待状が届く。
    素直におめでとう言えないよ~結婚式にも出たくない。でも出ないとそれはそれで嫌だ。
    救いは同じ時間を過ごした仲間がいること。
    どちらかと言うとそっちが主題なんだろうな。
    スッキリとはいかないけど、納得はいかないけど、これが現実。な話。

  • うーーん。。
    なんか、イマイチ入り込めず。

  • 2014/07/03

  • 過酷な状況だわー。

  • 彼と別れた翌日、高校時代の元カレと親友が結婚するという招待状が届く。
    これがきっかけで梨香は高校時代を振り返る。

    そして招待された体育祭実行委員のメンバーで贈り物をするために当時の友人たちと再会する。

    この状況で二人を祝福するってだいぶ酷だと思う。
    終わっている恋とはいえ、やっぱショックだし。

    でも梨香は無意識になんともないって強がってしまう。



    梨香は典型的なお姉ちゃんタイプで弟と妹がいるんだけど、
    あたしも三人姉弟なので共感できる部分が多かった。


    高校時代、
    みんなで作った応援旗と同じ青いものを贈るってアイディアは素敵だし、すごく青春って感じがしてよかったです◎


    梨香は最後に気づく。
    過去の自分も現在の自分もすべて[私]で
    それは消せない。

    当時の気持ちは本物でそれが終わってしまったものであっても
    今の自分を形作るひとかけらだってこと。

    別れた彼にもう一度会いたいと気づく梨香。
    それにはもうひとつ訳があるんだけど。。。
    素敵なので、ここのネタバレはしないでおきます。


    梨香の葛藤も成長も
    とても清々しかったです。

    サムシングブルーというタイトルも
    じわじわ響いてきます。

  • ★2.5

  • 27歳、彼氏と別れた。
    翌日、元彼と元親友の結婚式の招待状が届いた。


    凹むシチュエーション、上手く立ち直りきれない主人公、昔の仲間で贈る"サムシングブルー"、終わったことだと頭でわかってても痛くて苦しい、自分しか見えてなかった主人公の気持ちが少しずつ明るくなっていくさまに救いを感じたりして。

    27歳の時に読んで、ちょっと感情移入したっけ。

  • うっわー…やだなやだなこんなシチュエーション。彼氏に振られた翌日に元カレと元親友の結婚式の招待状が届くとか現実に起こったらたえられない!学生時代と現在が交互に語られるけど、沙希には魅力感じないな〜。腹黒の極みっぽい。で、結局一番もてるタイプ。野島くんとのデートの最中に梨香宅を訪れたのも絶対わざと!って思う私は嫌な女かな?周りの人に支えられ、笑って最終的にふたりを祝福できた梨香はほんとできた女だ。この年代の女子ならきっと共感できる作品。サムシングブルーとは結婚式当日花嫁がどこかに青色のものを身につけると幸せになれるという言い伝え。2012/215

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著者プロフィール

1979年生まれ、愛知県出身。2005年 『はるがいったら』 で第18回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。11年に上梓した 『タイニー・タイニー・ハッピー』 がベストセラーとなり注目を集めた。他の著書に 『君は素知らぬ顔で』(祥伝社文庫) 『女の子は、明日も。』 『砂に泳ぐ彼女』 など多数。

「2021年 『そのバケツでは水がくめない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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