ミチルさん、今日も上機嫌

著者 :
  • 集英社
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感想 : 75
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087715613

感想・レビュー・書評

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  • 28作者とはおおよそ一回り違うので、まさに結婚前夜の浮かれた時代でした。タクシー捕まえるコツはカバンを体の前で両手で持って、予約の札が出てる車の横でジッとしておく。そうすると運ちゃんが「どこまで」って聞いてくれる。近距離避けのお札だったそうです。多種多様な時代です。ミチルさん頑張ってね。

  • 分かりやすい文章でサクサク読めました。

    登場人物が個性があるので、色々な人に当てはめて読んでしまいました。

  • バブルを経験し、気がついたら45歳となっていたどん底のバブリー女のミチル。生まれて初めて男に振られ、職まで失う事に。
    いやあ、でもバブリー女は強いんだなぁ。

  • 45歳という同じ年代に親近感は湧きつつ、バブル後の就職氷河期時代だったため、もう少し早ければバブルの恩恵でも受けれたのかな?とちょっと残念に思ったり。それでも今の時代の人には、そんな昭和な時代って異世界の話しのようなんだろうな。

  • 45歳で彼氏と別れたミチル。ポスティングの仕事からいろいろな人と出会い、ひょんな縁から新しい仕事が決まり、どんな経験も生きるんだなと思いました。ミチルのオープンな性格が人と上手く付き合っていけるんだなと思いながら、さらっと読めて面白かったです。

  • バブルを忘れられない独身女性のお話かな。
    昔の男性に会ったりして、
    アルバイトしつつ、
    どこに向かうのか分からないので、
    眠たくなり途中で読むのを止めました。

  • 独身女性の話

  • 生まれて初めて男に裏切られ、仕事まで失った、
    山崎ミチル・45歳。残されたのは元夫がくれた
    マンションと僅かな貯金。やむなく始めた
    アルバイトで、個性豊な人々に出会い…。
    アラフィフ女のあがきを描いた書き下ろし長編。

  • 45歳、バブル期青春の女の物語。おもしろい。
    「結婚したり派遣の仕事や、秘書的な業務が多くて、ずっとこの気持ちを忘れていた。頑張って成果を上げたという実感、仲間がいる喜び。」199頁
    「消費税って言うと、どうしても、値段が高くなるって印象だけど、導入と同時にそれまでかかっていた物品税がなくなったから、高級品は安くなったのよね。」214頁
    「今、初めて、自分が見られるんじゃなくて、あなたたちを見ていたいと思ったわ」250頁

  • バブル期を過ごした離婚暦のあるミチルさんが新しいアルバイトを始めたことによっておきていくハートウォーミングなストーリー。

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著者プロフィール

1970年神奈川県生まれ。2005年『リトルプリンセス2号』で、第34回「NHK創作ラジオドラマ大賞」を受賞。07年『はじまらないティータイム』で、第31回「すばる文学賞」受賞。他の著書に、『母親ウエスタン』『復讐屋成海慶介の事件簿』『ラジオ・ガガガ』『幸福レシピ』『一橋桐子(76)の犯罪日記』『ランチ酒』「三人屋」シリーズ等がある。

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