- Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087715842
感想・レビュー・書評
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ソマリア語を習得しようなんて、凄い。ソマリア愛も普通ではない。自分をしっかり持ち、目的に向かってがむしゃら。しかも、こんな本を出す文章力。語学力。凄すぎ!ソマリア面白いが、危険過ぎ!
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アフリカのソマリアを旅する旅行記の第2弾。ソマリランドへの旅行、南部のソマリアの話の2つがメインです。
旅行記というよりも、ソマリ人の生態を詳しく知りたい!という気持ちで書かれたものです。遊牧民であったソマリ人は農耕民族の日本人とはだいぶ考え方が異なり、特に超速で動き超速で忘れることは全然違うな。と感じました。また、氏族社会という独特な考え方についても、改めて日本とは全く違うと感じました。
一番の驚きは仇相手の娘を妻に娶って紛争を解決するということ。これはなかなかできないことだと思いました。
また、南部ソマリアで戦闘に巻き込まれる話は、すごい体験をしたものだと関心しました。 -
筆者のソマリアへの熱き思いに感心。アフリカ経験あるのでイメージはわくが、基本的に初めて知ることばかりにて、読み応えあった。
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謎の独立国家ソマリランドの続編のような位置づけ。そこで書き残した事や、その後の渡航内容が綴られている。この人のソマリランド愛はすごいなー。ここまで一つの地域を愛し興味を掘り下げる情熱を傾けられる場所を見つけた著者は幸せだ。誰よりも、日本で一番この国を理解していたいと言う希望は、帰国後ビジネスをすると言うアイデアにも行くが、この人は「お金儲け」が目的になってない(イヤそりゃ少しはある)ソマリランド発展に為、そして母国日本と愛するソマリランドとのパイプ作りの為、と言うのが好ましい。
一般的な生活を体験する、料理を習う、郊外を見る等外国人には困難な事を実現させて行くのは、著者の情熱と友好心と出会った人との信頼。最後にちょっと裏切られる展開があるけど、これは真の裏切りじゃない。著者はわかっている。最後の戦闘シーンは度肝抜かれた。
この方の秘境の著は他も読んでみたい。 -
2020/07/06
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謎の独立国家ソマリランドの続編。
前作は歴史的背景など難しいところもあったが、今回はソマリランドの家庭料理、南部ソマリアでの危険地域での旅行記のような内容で非常に読みやすい。
ワイヤッブ、ハムディのその後も気になるので続編を期待。 -
●学校の勉強や普段の生活からでは、全く馴染みのないソマリアについて書かれたルポルタージュ。まさに未知の世界のことが書かれていて面白かった。