蒲公英草紙 常野物語 (常野物語)

著者 :
  • 集英社
3.56
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本棚登録 : 2043
感想 : 328
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087747706

感想・レビュー・書評

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  • 大好きな常野の話。なんだけど。中途半端な感じがしました。期待してただけに残念。たぶん私は峰子に魅力を感じなかったんだなー。

  • 常野シリーズの中でも、穏やかで好き。でも、最後の方はハラハラしたなぁ。

  • 時代設定が好きでした。少年が青年に成っていくところも好き。私にはきっと「しまう」ことは出来ないだろう。

  • 恩田ワールド炸裂☆
    昔話を読んでいるかのような気持ちになりました〜。

  • 「光の帝国」につづく「常野」シリーズの2作目。
    少し昔のセピアな感じがとてもよかったけど、ラストが何となく気に入らない。ので、★3つのまま。

  • どうやら、これは続編らしい。
    でも、これだけでも、良い。
    話にのめりこむまで、少し時間がかかるけど、わかってくると、心打たれる。世界観が好き。最後、現代の日本に持って行くところも含め、心打たれる。泣きそうになる場面あり。透き通る。苦しさ。儚さ。綺麗。憧れ。生きる。村とは。昔と今。ねこ。人々。

  • 「光の帝国」の続編。
    そうと知らずに本編の前に続編を手にしてしまった私。(^_^;)
    不安ではあったけど、前の作品を読まずとも内容が把握できて
    良かったです。

  • 「ねこ」って呼び方が好きでした。切なくて、綺麗で。ぎゅーっとくる。

  • 06.1.14.ほんの少し時代小説なので、抵抗感はほんの少しだけあったけれど、途中からは、気にならず読めた。
    ってか、キャラクターがステキ。主人公も、お屋敷の方々も、ミステリアスな常野の人々も。
    最後は、すんごい感動。目がうるうるしてしまった・・・
    大人になれるか分からないと言われていたお嬢様?が、最後は自分の命をかけて、村を守るの。よくがんばったね。そんなかんぢ。大満足

  • いい話でした。最後のほうはうっすらと涙も出てきました。

  • 常野シリーズの「しまう」1族のお話。
    良かったですこれ!
    けど、あまりにも最後の結末が悲しかったな…。バスで読んでいたのですが、こらえきれず涙がこぼれました。
    (乗っている人が少なくて良かった(苦笑))
    涙なしでは読めない作品です!

  • 本の帯に書いてある通り、「恩田陸最高の感動長編」。

  • (3/17)

  • 特殊な一族と主人公の話。回顧録的な書き方をしています。昔にはこんな人々がいたとしても不思議ではないかなぁ〜と思いました。

  • とにかく,切ないです。全体を流れる予感や不安がたまりません。
    恩田作品ではかなり読みやすいほうかも。

  • 常野物語の続きっていうから、期待して読んだけど、特に面白くなかった。つまらなくはなかったけど。

  • 面白いんだけど不思議というか人間の心をテーマにした話なので、単純な話じゃないなぁと思います。
    常野物語は他にもあるのであわせて読んでみると結構面白いと思います。

  • 光の帝国の中にあった「大きな引き出し」を持った春田家をめぐる物語。小道具として登場する書見台がわたしにとっては魅力的だ。

  • 前作を読んだのか全く覚えていないぞ

  • 恩田陸「光の帝国―常野物語」の中に出てきた一族の、先祖の話です。明治の澄んだ空気の中、主人公の少女と、彼女の住む村の人々、そこに越してきた人々とを描いた物語。主人公の友人となる体の弱く美しい少女、彼女の家に居候している青年画家、給仕、主人公に悪戯をしてくる少年や、その兄、そして春田一族。彼らの穏やかな生活、そして黒々と渦巻く歴史の奔流に飲み込まれてゆくことになるラスト。最初から最後まで、始終美しい文体の、どことなく懐かしいものを感じさせる本でした。恩田さんの本の中では、「麦の海に沈む果実」に次ぐお気に入りの一冊となりました♪

  • 常野物語2。
    「光の帝国」読んでなくても、大丈夫。
    泣きました。

  • 話が進むにつれ、あるべきものが、あるべきところにはまっていくという感じ。こうなるのかな、と思っても泣かされてしまう。
    『ユージニア』とは裏表?回想と回想する時点の枠構造と、人物の配置が似ていて、中心にいる人の性質が反対方向。

  • 意外にも涙出そうになった。

  • タイトルにもあるとおり「常野物語」シリーズ本。前回の常野物語がとても好きだったので、今回の話も満足。ハッピーエンドではないけれど暖かさを感じる一冊。

  • 流れてる空気が好き。
    他の常野物語も読んでみようと思った。

  • 恩田作品の中でも、一番好きな本かもしれない光の帝国の続編。文庫落ちがどうしても待てず、図書館で予約60人待ちをしました。(申し込んだ時点で発行から2ヶ月位は経っていた筈ですがそれでも60人…) 今年読んだ本の中で一番泣いた。読みながら涙が止まらなかった一冊。未読の方には是非読んで欲しいです。

  • 少し昔の物語。この本を読んでいるとゆったりとした空気に包まれます。

  • 「光の帝国〜常野物語〜」の続編、というか過去編。引き出しに「しまう」能力を持った春田家が出てきます。

  • 最近の恩田さんの作品は難解だな。でも相変わらず、女性の心理描写がすばらしい。美しいものとみにくいものがすごいバランスで交じり合っている。

  • 常野の続編。淡々と流れていくそれがいい

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著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。

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