窮鼠はチーズの夢を見る (フラワーコミックスα)

著者 :
  • 小学館
4.42
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本棚登録 : 2713
感想 : 220
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091325143

感想・レビュー・書評

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  • BLファンタジーとかの枠外にある作品。
    葛藤とか現実とかぐちゃぐちゃ悩む様子とか、水城作品はスゴくてエネルギー消費が半端ない。
    リアルな同性愛ってこういうのだと思う。

  • ノンケとゲイの恋愛。その葛藤と藻掻きを真摯に描こうとしている点は、高く評価できる。(そういう意味では昨今の猥雑なBLとは一線を画す。)

  • 少女漫画だけど少女向けの漫画じゃないというか、BL漫画だけどボーイズのラブでもないという。フラワーコミックスから出ていたので、始めは驚きました。
    この主人公の優柔不断さ腹立つわー!なんだこいつ!!と思いながら読み進めるも、そうだったこれBLじゃなかった、と思って視点を変えると、なるほど主人公が流され侍なのも納得がいく。ゲイありきの世界で無くあくまで普通の、今まで同性とどうこうとか考えたこともなかった人物が突然そういう世界に巻き込まれたら、確かにこうなるかもな、という共感が後々沸いてくる。それでもやっぱりイライラするのは笑、作者の心情描写の上手さゆえなんでしょうね。

  • BLっていうジャンルにはできない、同性愛を少女漫画として書ききった秀作!また大人の愛ってことで、ちょっとレディコミ風でもあるかな。
    異性愛者であり恋愛に淡白な主人公と、かっこよくて冷静みえるのに、実は一途な熱い恋心をもつ一ノ瀬(ヒロイン?)のふたりになぜか共感できてしまう。
    誰かを愛するということは、人間みなおなじなんだなあ…。
    前後編の作品で、後編のタイトルは『俎上の鯉は二度跳ねる』です!

  • 正直多分一番好きなBL

  • 悪気無く人を傷つける男に焦がれるゲイ
    切ないです

  • ・再読。
    やはりせとな先生の作品は人間描写が鋭い。エグい。言葉に力がある。キャラの好き嫌いの次元ではなくこの描写の凄さを楽しむ漫画に感じました。読み応えあった。再読してよかったです。

    ・初回読み。
    ストーリー的には楽しいのですが、大伴のことが好きになれないので少しイライラしました。
    登場人物のセリフに何度もハッとさせられる。力のある言葉がこめられている作品、好きです。作家さんを尊敬します。

  • なんとなくくっついて幸せハッピーファンタジーではないBL。
    実際はこういうものだと思う。

    ずっと気になっていた作品。
    迷うならば読むべし。
    色々考えさせられた。

  • たくさんのレビューで高評価だったのでちょっと気になっていて。
    本屋でたまたま見つけたので買ってみた。
    なんかけっこう、ズキンときたかも・・・。タクシーのシーンとか。
    切ないし・・・。
    これからもくり返し読みそう。
    続編も読みたい。
    ドラマCDも聴きたい!遊佐さんと中村悠一さんとか・・・!

  • 既婚者だが女性との不倫を繰り返す受けとそんな受けを慕い続ける攻め。

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著者プロフィール

漫画家。代表作に『失恋ショコラティエ』『脳内ポイズンベリー』。作詞や文章などの創作もあり、多方面で活躍中。

「2015年 『柘榴姫社交倶楽部』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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