窮鼠はチーズの夢を見る (フラワーコミックスα)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 2713
感想 : 220
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091325143

感想・レビュー・書評

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  • R::
    シリーズ1[窮鼠はチーズの夢を見る]
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    せとなさんの漫画は何冊か所持していましたが、この本はCDから入りました。
    CDで描かれたそれぞれの心境の描写がとても美しく感動して漫画でも見たいなと思い購入しましたが...CDもCDでもちろん素晴らしい仕上がりですがこの原作あってのCDな事が良く分かりました。
    ノーマル漫画でも主人公の心の描写がリアルで読者もはらはらいらいらどきどきさせて下さる先生ですが...リアル!
    切ないです、よくあるBL夢話みたいなぶっとんだ話ではなくて、こういったリアルな作品が好みなので、この作品は本当に、今まで読んだ事のある中で一番です。
    女性との絡みもありますし、そこがノンケ男なら当たり前な部分です。そういった中でそんな男をおとすのはどんなゲイだ、ああ、こんなゲイね、はいはい。という感じ。どんな感じなのか説明が難しい、けどとにかくリアルで切なくて良いコンビです。
    続編も素晴らしいです、この二人の関係性を深く描かれています。

    M::
    -CD:○
    -棚:◎

  • 水城せとなさんが大好きで表紙買い。BLはそんなに読まないんですが…すごく良かった。なんだろう、この切なさ。これは、BLだからこその切なさだよなあ。

  • 水城せとな作品は古いビブロスの短編しか手元に残してなかったので、「失恋ショコラティエ」「脳内ポイズンベリー」が久しぶりに読んだ作品で、BLではなかったんだけど。

    ノンケとゲイの話でした。おおう。久しぶり。

    性悪に見えるけど、実は結構健気なゲイと、
    お人よしで優しいように見えるけど、何処までも悪気無く人を傷付けるノンケ。
    後者みたいなキャラクターが上手いのは水城せとなならではかと。

    続きがあるようなのでちょっと気になります。

  • 心が弱ってるとき、恋に疲れたときに読むと号泣してしまう。
    水城さんの作品、どれも好きですが、これがいちばん好みかも。
    心がえぐられる〜

  • 感情の描写が細かく丁寧で読んでいて引き込まれる。
    今ヶ瀬…カッコいいのになぁ…うん。

  • 人間関係とか恋愛ものとして面白かった。

  • 押せ押せな後輩×流され侍な先輩。

    水城先生はドロドロした部分を余すところ無く書いてくれるからいっそ心地いいです。
    BLドリームは存在しないので読後感の甘いお話などが好きな方は要注意です。

  • BLに分類すべきか迷うところではあるけど、女性との3角関係ありなので、苦手な方はご注意を。
    ノンケとゲイの切ないお話です。

  • 電話のシーンと最後のタクシーのシーンが好き。
    自分に突き刺さるセリフがいっぱい。

  • 絵柄で回避していた作家さん(コレ多いな私)
    少女マンガの見本のような絵なのに、いろいろエグい。
    見た目綺麗な心地良い上辺だけサラッと描くのかと思いきや、下手な昼ドラよりドロドロしてて恐い。

    これが恋愛だとしたら、したくないなぁ(笑)
    脅迫してるのに、神経も寿命もすり減らして自分を捧げているようにしか見えない今ヶ瀬。
    羨ましくなんかないね。
    あんな風にすがりつきたくないね。
    でも幸せそうにしか見えないね。

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著者プロフィール

漫画家。代表作に『失恋ショコラティエ』『脳内ポイズンベリー』。作詞や文章などの創作もあり、多方面で活躍中。

「2015年 『柘榴姫社交倶楽部』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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