- Amazon.co.jp ・マンガ (233ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091877017
作品紹介・あらすじ
▼第1~114話●主な登場人物/二太(本編の主人公)、一太(二太の兄)、かのこ(二太の姉)、さおりちゃん(二太のガールフレンド)、こういちくん(一太の兄貴分)、みきおちゃん(おねえちゃんの彼氏) ●あらすじ/山と海しかない田舎町。貧乏人がふきだまるこの町の中でも、いちばん貧乏な家に一太と二太の兄弟は住んでいた。かあちゃんは買い物に行くと出かけていったきり帰ってこない。とうちゃんは、元からいない。だがある日、かあちゃんが離れて暮らしていたお姉ちゃんを連れて帰ってきた! その後かあちゃんはまたいなくなったけど、姉弟3人はひとつ屋根の下、今日もたくましく生きていく!!●本巻の特徴/2003年4月に映画公開された「ぼくんち」(監督・阪本順治、主演・観月ありさ)の原作コミックス。オールカラー特製本3冊の内容を、モノクロ全1巻に凝縮した“お買い得”版。
感想・レビュー・書評
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西原理恵子にハマったきっかけになったマンガ。
初めて読んだときは、悲惨な設定、エロ、グロ、にイヤな気持ちになったんだけど、ある日ちゃんと読んでみたら…
汚くて悲惨でみじめなのに、心があたたかくなってやさしい気持ちになって。
なんとも不思議な体験でした。
こんな世界は、西原さんにしか描けない。
好き嫌いは別れると思うけど、私にとって大切な一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
こーゆーときは笑うんや
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社会の低層辺に生きる、ある家族の物語です。ギャグの合間に世の中の真実が挟み込まれていて、笑いと涙を繰り返しながら、ストーリーに引っ張られてやはり最後に号泣しました。上品な言葉がかえって下品に感じるような作品です。
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場末の港町が舞台。
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息抜きに読んだつもりが読みハマって
泣けて泣けて
その裏側で笑えて
また泣けて。
『癒し』なんぞという生ぬるいものとはほど遠いようでいて
読後にはまんまと癒されてるというサイバラ・マジックに
またもヤラレてしまいまシタ。
いつものサイバラ作品に比べると
意識してのことか色彩は控えめ?
実はあの色彩が苦手(物理的にね。)な私でも視覚にチラチラを感じることなく読めまシタ。
その分 涙でよく見えなかったりw
泣いたらハラがふくれるかあ。
泣いてるヒマがあったら、笑ええ!!
初めのほうに出てくるこの名言に呼応するラストのひとコマは
涙で歪んで見えて
だからこそ より魅力的に見えたりするデス。
キレイゴトでは癒されない、全てを受け容れてこその癒し
そう考えるかたに お薦めデス。 -
まん中にいると時間がもったいないよ。泣くか笑うかどっちかにしないと。
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この作品で西原氏入門
こういちくんの話はいつ読んでも涙がでちゃう
でも初めて読むならカラーの方がおすすめ -
サイバラさんはこれが一番好きです。
いい話です。最終回が好きです。 -
ラストスパートの感動は反則!
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どうしたって泣いてしまう。