BANANA FISH ANOTHER STORY (1) (小学館文庫 よA 22)
- 小学館 (1997年11月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091911827
感想・レビュー・書評
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全1巻 外伝集
ずっと読みたいと思っていたのになかなか手に入らず、TSUTAYAで文庫版を見つけてすかさずレンタル!
本編を読んでからかなり時間が空いてしまったので、余韻に浸るというよりは、懐かしい思いで読んだ。うーん、また本編を読まなくちゃ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「光の庭」は“鎮魂と再生の物語”と作者本人が述べている通り、“救い”を見た気がした。“ケープ・コッドから帰ってすぐ 奥村さんは 1枚の写真をギャラリーの一番奥に飾った 「夜明け」というタイトルがついていた”。この物語で最も美しいと思う場面から。
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英二と伊部さんの話がとてもよかった。コマ割りやストーリーの運びが小説みたいというか、計算と丁寧さと緻密さと、洗練された感じ。これを本編より先に読んでたら、もっと英二を好きになったかもしれない。というかこの英二の方が好きだな。
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光の庭を読むために買ったけど全ての短編がよかったお。ショーターの人のよさを再確認。ブランカの底の深さを再確認。何年たっても面白いお。
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「BANANA FISH」番外編。本編最終話から数年後のお話。
「光の庭」を読んでこの物語は本当に終わったんだなと思いました。
英二がアッシュの写真を見るシーンは何度読んでも涙が出てしまう。
後悔を抱えたまま、時が止まってしまったかのように生きる英二とシン。
それに、あーちゃんという生い立ちに傷を抱えた少女を絡ませながら
3人の心を見事に解き放っています。
きらきらと光あふれる庭にいるようなそんな読後感。 -
光の庭がとにかくよかった。
二十年以上前に、母がこの作品に心酔したのもよくわかる。初めて母の本棚に手を伸ばしてこの作品を読んだのは高校生になってから。初めて読んだ時の感動と衝撃は今でも忘れられない。 -
BANANA FISH のアナザーストーリー。これはこれで面白いのですが、まとめ買いした本作11巻に続いて一気に読んでしまったのは、良くなかった。
本編の余韻を数日楽しんで、定着したのちに読んだほうが良いと思います。
私自身の責任ですが、☆4つにしたのはそんな理由からです。
(2011年10月24日 初読)
2012年9月2日 再読
2014年7月29日 再読