いま、会いにゆきます

著者 :
  • 小学館
3.70
  • (858)
  • (797)
  • (1580)
  • (100)
  • (26)
本棚登録 : 5803
感想 : 994
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093861175

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 最初から最後まで優しい表現、温かい空気で包まれています。
    非現実的な設定なのに爽やかで、なぜか現実味があって感動し、涙がこぼれました。
    こんな風にお互いが想い合えたら共に過ごした時間が短くても幸せなのでしょうね。
    儚いものだから大切にしたい。

  • 雨の季節になるとこの本を思い出します。雨のようにしっとりと穏やかな愛の話。
    記憶喪失のなぞ、「いま、会いにゆきます」というタイトルの持つ意味が分かったとき、とても優しい気持ちになりました。

  • 死んだ妻が生き返ると言う話。

    実は妻が18(?)歳のときに未来へタイムスリップした話なのだが、夫視線の小説なので、死んだ妻が死後1年後に現れて、記憶のない妻ともう一度恋愛をするという話。

    主人公の愛情がひたむきでまっすぐで、また妻も心を強く美しく主人公を愛していく、その描写に清涼感があって気持ちよく読める。映画化されて地味で美しい透明感のある妻の役の竹内ゆうこはぴったりだが、精神的な病気を抱える繊細な夫に中村獅童は合わない感じ。

  • 映画の方が好きだと思った珍しい作品。。

  • 何度呼んでもキュンキュンする恋愛小説です。特に最後の二人の気持ちが通じ合うシーンがキュンポイントです。

  • がち泣きした。泣いて泣いて泣いた。ドラマも映画もよかった。

  • 私なら会いにいけるか?どうなんだ?
    Noならそれはウソの愛だ。

    とりあえず、離婚は悲しい、あの2人

  • 「真面目さというのを魅力的ととらない向きもあるけれど,ぼくは真面目な人間が好きだったし,真面目さはもっと正当な評価を受けるべき最大級な美徳だと考えていた。真面目さは信頼につながるし,信頼とは愛を構成する大きな要素だ。だから官能的な人間よりも,真面目な人間の方が,実は愛についてよく知っていたりする」
    「ききの人生はきみがきめる。そして,きみはぼくと歩く道を自ら選んだのだ。それをぼくが薄っぺらな独善で拒絶するのは傲慢というものだ。先には何があるか分からない。幸せだってきっとどこかには転がっているはずだ。ふたりでそれを捜すのは楽しそうだった」
    「 「おはよう」とか「おやすみ」とか「おいしいね」とか「大丈夫?」とか「ちゃんと眠れた?」とか「こっちに来て」とか、そんな何気ない言葉全てに愛が宿っている。それが夫婦なんだと、ぼくは思った。」

    ベタベタ純愛なんだけどやはり良い。泣ける。大切な本。

  • ボコポコ人の思い出とかはすぐに忘れてしまうし思いとかもまたすぐに上書きをされてしまうものだと思うので少しでも今の気持ちを書きおいてることはいいかなぁと思いました。ボコポコでも

  • 現実にはありえない設定にも関わらず、夫婦、母子の絆にすっかり魅了された一冊となりました。

    最後にすべてが解き明かされる。

全994件中 121 - 130件を表示

著者プロフィール

1962年東京都生まれ。獨協大学卒業。'97年からインターネット上で小説を発表。2002年1月、「Separation」で出版デビュー、いきなり同作がTVドラマ化される。次作「いま、会いにゆきます」は映画化され、100万部を超えるベストセラーに。他の著書に「恋愛寫眞――もうひとつの物語」「そのときは彼によろしく」「弘海――息子が海に還る朝」「世界中が雨だったら」がある。

「2009年 『きみはぼくの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

市川拓司の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×