- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093874991
感想・レビュー・書評
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「だって間宮兄弟を見てごらんよ。いまだに一緒に遊んでるじゃん」
そのままの自分でそのままの間宮兄弟で良いんだよ〜って感じがして、好き。 -
モテなく生きてきた感じがリアルい
兄弟よき -
そのままでいいんだ!
そんな叫びが聞こえて、背中をがっしり支えられた気がした。
季節ごとの行事がいい。四季のメリハリがつきそうで、なんだか憧れる。 -
江國香織の文章は、わかりやすくてとてもきれいで好きだ。彼女の小説は初めて読んだが結構おもしろかった。いそうでいない、けれどどこかにはきっと存在する人間をつくりだす苦労は計り知れない。曖昧な人間関係を絶妙なバランス感覚で取り入れた内容なのに、混乱することもなくすっと入ってきた。映画化しているのを知っていたから、兄弟をふたりの主演俳優に重ねて読んでいたからかもしれないが。なんでもない日常、たまにアクシデントやラッキーなことが起きる日常が幸せだと噛み締める。映画も観よう。
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穏やかな気持ちで読める小説。
二人の兄弟は日々変わらない(ように見える)生活をしていますが、その二人に関わることによってその人々が一歩踏み出すきっかけを与える、不思議な存在だなと思いました。
身近にいたら「いい人」なんだろうな。
映画は見たことないのですが、本を読んでみて、主演二人の兄弟のキャストはぴったりだなと感じました。 -
読んだのはもう20年ぐらい前。江國さんの文章はいつもどおり素敵だったけど、間宮兄弟が苦手だ・・・と思った私。でも、どこらへんが?どうして?
思い出せない。
久しぶりに再読してみようかしら・・・。 -
江國香織の映画化もされた小説。
男兄弟の微妙な友情が面白かった。 -
もう何度読んだかわからない
何度読んでも良いものはいいな(明信っぽい言い方かな?)
今年、個人的に起こった人生の転機のな出来事を鑑みてもやはり間宮兄弟の生き方に近づいてきているなぁ
近づいてきたというより前に戻った?
まぁ、僕には明信のような善良、誠実、無邪気さがないけどね
でも、これを読んでしばらくは人の悪口を言わないようにと心がけるんだよなぁ
本に囲まれた生活って素敵よね