間宮兄弟

著者 :
  • 小学館
3.41
  • (165)
  • (360)
  • (802)
  • (73)
  • (15)
本棚登録 : 2279
感想 : 477
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093874991

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • もてない30過ぎの兄弟の同居生活の話。
    まったりして、軽く読めた。

  • 江國香織の梅雨時みたいな文章は、男性が主人公のほうがくどくならなくていいと思う。
    ちょっと病的で繊細な女性が主人公で、しかも不倫とかしちゃってると、もう文章と相乗効果でだらだら続く霧雨みたいな感じになっちゃうから。


    そんな江國香織が、こんなさえない30代独身の兄弟の日常を描くのは新鮮でおもしろかった。

    それも意外とわかってるっていうか、本当にこんな思考回路なんだろうなぁって思えるからすごい。

    うん、がんばれ間宮兄弟。
    ものすごくさえないし、実際いたらやだけど、愛嬌あるよ。

  • 映画化されたよね、これ。
    なんでもない、間宮兄弟の日常が描かれている。
    兄弟の思考に一部同調できる部分もあり。
    だらだら〜っと読んで終わったf^_^;)

  • 今まで読んできた江國香織と何だか違う、でもやっぱり江國香織だっていう感想です。(分かりにくい・・・)
    この兄弟がリアルで側にいたら、きっと気持ち悪いなって思うと思います。でも、それが何だか憎めないな~かわいらしいなって思っちゃうところが、江國さんなんだろうか?
    映画は見ていないので、機会があれば見てみたいです。

  • ザ・たっちの二人で完全に脳内再生されていた。
    穏やかな波のような話だった。

  • いる、いる、こういう男性。

    と、思わず思ってしまった。

    でも、こんな兄弟がいて、
    一緒に暮らしているのなら、
    そのまま独身っていいなと思った。

  • 呼んで、映画もみたい!と思った

    地に足がついている感じが、日々を丁寧に楽しく過ごしている感じがとても良かった。

    太いパイプで繋がった人が居る。って、やっぱり心強いだろうな

  • 半年前ぐらいに図書館で予約したのがやっと来た。
    さえない二人暮し兄弟の日常。
    なんか自分が二人いる気がした。(気のせいだと思いたい。)
    彼らはいい人かもしれないけど、実際に出会ったら嫌かも。
    まあ、彼らのようにアンマリ力まず生きていくことも大切だと思う。

  • こういう、なんてことのない日常を書いた小説はわりと好き。

  • 緩い雰囲気。個人的には合わなかった。

全477件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

1964年、東京都生まれ。1987年「草之丞の話」で毎日新聞主催「小さな童話」大賞を受賞。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞、2010年「真昼なのに昏い部屋」で中央公論文芸賞、2012年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、2015年に「ヤモリ、カエル、シジミチョウ」で谷崎潤一郎賞を受賞。

「2023年 『去年の雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

江國香織の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×