- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093874991
感想・レビュー・書評
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まるで自身が間宮兄弟の家族のような、温かい気持ちで読み終えた。
兄弟が会話してる中で、それぞれの考えていることが違うところを描写していて、”ある、あるw”と微笑ましく思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
先日佐々木蔵之介さん主演の映画『超高速参勤交代』を見たので、そういえばこれ映画になった奴だな、と思い出して読んでみた。
現代舞台で、主人公たちも30代なんだけど、地の文が時々ひっかかる。
行けない、行くことができない、ではなく「行かれない」
とか
「間尺に合わない」
とか
鞄、バッグ、ではなく「手提げ」
とか。
若いのにうっかりハンガーを衣文掛けって言っちゃうみたいな……ちょっと変な感じだったけど、掲載誌が『女性セブン』ってことはもしかしてわざとそうしてるのかしらと思ったり(考えすぎかな)
お話自体は面白かったですが。
装画 / 木之上 勝
写真 / 大野 晋三
装丁 / SONICBANG.co.,
初出 / 『女性セブン』2003年7月10日号~2004年1月1日号。 -
なかなかない題材。江國さん読み漁りたいわ~
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2014.5.31読了
映画が大好きで、でもそう言えば原作は読んでなかったなと思って。もう、佐々木蔵之介と塚地で完全に出来上がってる!不器用ながらも、優しい二人。(図書館) -
切ない本っていっぱいあるけど、
これは真の意味で切ない。
だけど救いが用意されてる。
ほのぼのあったかい。
こんな兄弟と友達になれたら、
面白いかもしれない。
かもしれない。 -
2014年4月8日読了。
あたたかい二人。けれどもそのあたたかさは本人たちにとってときどき、残酷なものになるのかな。 -
2人兄弟を描いた意欲作。作者の新たな挑戦にこころひかれた。男性の描かれ方が他の作品と比べ興味深い。楽しく読み進めれた。
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たぶん、江國さんが仲良しの妹と二人暮らしだったらこんな感じなんだろうなって本。
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日々の生活を大切に愛しみながら、
生きるのに不器用な兄弟にほっこりさせられました!
脳内変換、佐々木さんと塚地さんと完全に一致!
レンタル屋に行ってDVD借りて
コーヒー牛乳片手にスナック菓子で楽しみます。