- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093877176
感想・レビュー・書評
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歴史を変えた試合ばかりではないと思いますが,取り上げられている9試合は,どれも名勝負ですね。
10年近く前の本なので,若干,古さを感じますが,さすがに松山商業v.s.三沢の試合は,すでに伝説と化している感がありますので,古さとかを超越していますね。
「甲子園はこれからも魅力ある存在であってほしいな」と,この本を読んで改めて思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
96年夏の甲子園決勝 松山商業vs熊本工業
あの「奇跡のバックホーム」はいつまでも色褪せない。 -
甲子園で持てる力のすべてを発揮させる智弁和歌山の姿勢に感銘を受けました。
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リアルタイムに見ていた試合は松坂と田中・斎藤の投げ合いくらい。
あとはほとんど知らないが、読むだけでも当時のことが想像される
高校野球の晴れ舞台の裏側や、彼らのその後の人生が描かれており、
どの話も読みごたえがある。
やっぱり高校野球はドラマティックで面白い。
高校野球の厳しさの移り変わりにも驚いた。
昔は練習の厳しさはもちろん、上下関係の厳しさも当たり前だった。
自分の高校時代もそれなりに厳しさはあったけど、比ではない。
だんだんとそういう厳しさは消えていくのだと思う。
プロローグ 伝説をつくった男
1回 神秘
奇跡の24イニング―“ハンカチ王子”斎藤佑樹の夏クライマックス
2回 衝撃
もう一つのノーヒットノーラン―“平成の怪物”松坂大輔に最後に立ち向かった男たち
3回 波乱
運を支配できなかった最強チーム―桑田真澄&清原和博“KKコンビ”夏ただ一度の敗北
4回 流転
世代交代 “アイドル”荒木大輔から“金太郎”水野雄仁へ―金属バットに人生を変えられた男たち
5回 気骨
高度経済成長の申し子―元祖甲子園のヒーロー原辰徳と東海大相模の血脈
6回 プライド
伝説のバックホーム―最後の公立校決戦 10年後の邂逅
7回 好敵手
“怪童”尾崎行雄と“万能”柴田勲―甲子園で三たび相まみえた宿敵
8回 葛藤
粉砕された未完のスター軍団―関西二大王者の激突 勝負の先にあったもの
9回 運命
蘇った決勝引き分け再試合―太田幸司と三沢高校を生み、育てた人と街
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(単行本 - 2007/3/31)
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【9/13-9/24】図書室で借りて、お昼休みにちまちま読んでた本。高校野球の名試合…9つの表と裏を綴る。個人的には、平成8年夏の松山商VS熊本工の決勝戦を扱った「6回プライド」がおすすめ!!「奇跡のバックホーム」は決して奇跡ではなかったと改めて教えられました。