鳩の撃退法 (上) (小学館文庫 さ 4-11)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 2428
感想 : 130
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  • Amazon.co.jp ・本 (552ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094064865

感想・レビュー・書評

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  • いや、面白い。語り口も結構新鮮かも。クンデラの存在の耐えられない軽さに似ているかも。

  • 長い。けど読めちゃう。
    まとまった休みの日に、一気に読むのがおすすめ。

  • かなり長い小説で、しかも内容が現実?のラインと主人公でである作者の津田が執筆している小説のラインで行ったり来たりを繰り返すので、複雑で骨が折れる。まあこれが佐藤正午の狙いなのだろうけれど。

    やはり特筆すべきは主人公の作家 のめんどくさい語り口、質問があると言いながら本題には入らず「今思いついたんだが・・・」とか言って関係ない質問をしたり、どうでもいいこと(に思える)に偏執的にこだわったりからんだりするその言動は、狙ってるのだろうとは思うがイライラする。この語り口と、登場人物のダイアログの魅力(まあ、魅力なのだろう)がこの小説を傑作たらしめる要素なのだろうなぁ。

  • 周りくどいけど、それが物語の読み進めさる推進力になってるのかな?
    まぁ、オチはある程度予想がつく展開ではあるが、一応読んでおこうとサクサク読み進められる内容である。
    上巻で残された疑問は、金の出所と津田さんの過去と未来。幸地秀吉が行方をくらました理由。欠端の正体は?そんなところかな?
    とまぁ、グタグタゴタクを並べてんじゃねぇ。SYMしろって感じかなw

  • 不思議な構成で先が読めない

  • 評価が分かれて賛否両論なのでとても楽しみに読みました。
    下に続く


  • 上下一括感想
    下巻にて…
    でも、いつ下巻を読むかは、
    わかりません。
    だって、
    調子MAXのときの伊坂幸太郎と
    ドロドロしたときの東野圭吾と
    エッチなときの重松清が…

    まるで多重人格を見ているようで…

  • 何層にも重なったストーリーや時間軸の展開。上手いなあと思ったものの、ついていくのが結構大変な作品。

  • 初めは面白い!と思ったが途中話が回りくどくなってきて
    最後近くでまた、ストーリーが進んだ感じ
    下巻のストーリー進行は如何に?

  • 最初の頃は「あっ、失敗したかな」と思いました。
    細かい部分を延々書いてて、話が全然前に進まない。
    登場人物のつながりも意味不明だし、偽札と行方不明の関係もさっぱり。
    これは結局、何が何だかわからぬままに終わるパターンか……と諦めていました。
    だけど読み進めるうちに、徐々に明らかになっていくみんなのつながり。
    お見事! と思いましたです。

    偽札が話の主軸なのかと思ってたけどそうでもないのかな。
    最後はどういう結末になるのか、気になってしょうがないです。

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著者プロフィール

1955年長崎県佐世保市生まれ。『永遠の1/2』ですばる文学賞、『鳩の撃退法』で山田風太郎賞受賞。おもな著作に『リボルバー』『Y』『ジャンプ』など。

「2016年 『まるまる、フルーツ おいしい文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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