- Amazon.co.jp ・本 (552ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094064865
感想・レビュー・書評
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テンポが良い
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まるで小説家の頭の中を覗き見ているような小説。
どうやって真実味を持たせるのか、どこまでが真実なのか、ちょっとした出来事からどこまでも飛び立っていく小説家の創造力の翼よあっぱれ。 -
冒頭から最後までセンスのある文章で、津田伸一ワールドに没頭してしまいました!
どこまでが“小説”で、どこまでが“事実”なのか、本人たちにしか本当のことはわからないけど、そういうところも含めて津田伸一の小説は面白いです。 -
「あんたが使ったのは偽の一万円札だったんだよ」
小さな街で「女優俱楽部」の送迎ドライバーとして、その日暮らしを続ける津田伸一は、かつては直木賞も受賞した作家だった。
そんな男のもとに三千万円を超える現金が転がりこむ。ところが喜びも束の間、思いもよらない事実が判明した。その中から使った1万円が偽札だったのだ。残りの三千万円は真札か?偽札か?試してみたいけど警察と裏社会の“あのひと”も目を光らせていて…
津田伸一という男が面倒くさくて読むのに苦労した。時系列はバラバラ、津田伸一の書いた小説も混じっていて何が真実で何が嘘なのか分かりにくい。そして私の苦手なH描写が長い。たは。
これは#映画 の方がわかりやすいかも。
8月27日(金)公開予定!
藤原竜也主演、よろしくお願いします。
映画公開日まであと9日、下巻読み終えることが出来るのでしょうか。
上下巻合わせて1,105ページ。 -
偽札、家族3人の行方のは?
下巻が楽しみ -
つまらん
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伏線が多すぎて上巻だけでは感想が書けない。
感想は下巻で。 -
帰省前に読みきれるかと思ったが、ものすごく読みづらくて、読むのに時間がかかってしまった。
独特の文体は読み終わっても、慣れない。
物語的には100ページくらいで終わる内容。
でも、余計な文章やあっちにいったりこっちにいったりとフラフラする文章が続く。
この感じが楽しめる人じゃないと、読むのは厳しい。
狙ってやっているのだろうが、いかんせん人を選ぶ。
映画化もされているということで読み始めたが失敗だったか、、、? -
2021京都外大図書館プロジェクト Library Explore Mission(L.E.M.)学生選書
京都外大図書館所蔵情報
資料ID:649411、請求記号:913.6||Sat||1 -
ちょっと変わった綴り方と、序盤は一見なんてことない出来事を、よくもまぁ、というくらい緻密に冗長に描いてくるので危うく挫折しかけそうになるが、それも後半へと繋がる重要な準備なので根気よく読みましょう。
段々と密度を増していく出来事たちと、登場人物のちょっとズレたような軽妙なやりとりに引き込まれて行きます。