- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101025018
感想・レビュー・書評
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わかりやすくかつ面白い。
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再読。
色々あるけれど、芥川龍之介の文学にも人格にも、完璧ではなかったことはあるんだけど、
それでもやっぱり、悪く言う人って好きじゃないw -
高校以来の芥川龍之介
無駄がない文
考えさせられる明確な主題
ユーモアもある -
羅生門、鼻、芋粥、運、袈裟と盛遠、邪宗門、好色、俊寛の8編が収まる永久保存の蔵書。今昔物語をモチーフに人間の生々しさが溢れる王朝もの。「そう思うのはその方の心が狭いからの事じゃ。弥陀も女人も、予の前には、皆われらの悲しさを忘れさせる傀儡の類に外ならぬ。-」こう言い放つ若殿と摩利信乃法師との対決は見てみたいが未完。近年解釈にあるように似た者同士で引き分けか。結局人間とは・・・。
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高校の時の小説家でもある国語の先生が、「文章を勉強するなら芥川龍之介をお読みなさい」とおっしゃったことを思い出します。「下人のその後を創作する」という授業も体験しました。思い出深い作品です。大人になってから、新潮CDの橋爪功さんの朗読を何度も何度も聴きました。声に出すと、言葉の流麗さにうっとりしてしまいます。
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「芋粥」が一番好き。衝撃を受けた。
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鼻は最後面白かった
羅生門はなかなか難しい
正義というのは人それぞれ、みたいな
自分がその立場に置かれた時に正義ってものは変わってしまうだろうどうせ
みたいな
人間みんな人それぞれの倫理観があるってのは仕方のないことよ
みたいな?優しいよ芥川さんはw -
禅智内供の鼻はふつうの鼻とはちがって、内供のあごの下までさがっていた。周りの人の言葉のせいで内供は鼻を小さくするための方法を探す。・・・
感想:私はこのお話で芥川龍之介が伝えたかったメッセージが好きでした。それはみんなとはちがう自分を好きでいることや、周りの人のひどい言葉などは気にしないことが大切ということです。