乙女なげやり (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.76
  • (150)
  • (248)
  • (267)
  • (20)
  • (3)
本棚登録 : 2162
感想 : 205
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101167572

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 三浦しをんさんのエッセイ、あいかわらず面白いです。

    マンガや映画の話が多いので、僕のようなオタクの方のほうが楽しめるかもしれません。
    それにしても、まさに「乙女なげやり」という内容ですホント。

    笑えるエッセイ好きにはオススメです。

  • 日常ってみようと思えばどこもかしこも面白いことだらけなんだなって思ってしまう一冊。いつもこんな風にいろんなことを考えて表現できるなんてやっぱりすごいと思う。小説とは雰囲気が違って感じるけどやっぱり同じ人の鋭さだなって思う。いつも出てくる友人同士の仲の良さが羨ましい、もちろん、弟君とジロー君の仲の良さも(笑)

  • 言わずもがな今回もすこぶる面白かったです。

    特に白い巨塔の話や弟くんとジロウ君の恋模様。
    弟くんの恋模様はその後どうなったんだっけ?と、
    以前読んだエッセイを引っ張り出して読み返したくなりました。

  • 素晴らしい。何度でも読んでしまう。

  • 小説と異なり、コアなターゲットに絞った内容です。少し濃すぎて厳しいですが、好きな人には堪えられない内容でしょう。

  • 三浦さん ここまでぶっちゃけていいの!??
    と 思ってしまう エッセイ集。
    小説とのギャップに 戸惑っています。

  • 三浦しをんの書籍の基礎を垣間見れた気がしました!
    やー笑った笑った!!

  • 何冊か本を読んで、一体どんな人が書くんだ?と思って読んだエッセイ。オタク!妄想!しょうもない!!読んでて肩の力を抜かせてくれる一冊。やっぱり、人物を描く小説家というのは往々に洞察力、分析力に秀でたものなのかしら?とくだらなさの中に才能を感じ、舌を巻く。

  • 身内にまで腐女子目線を発動してしまうあたりがすごいなーと。
    この場合不憫なのは弟さんなのかしをんさんなのか。

    『なげやり人生相談』とか、テンション高めの頃の原田宗典さんみたい。

  • 三浦しをんのエッセイも3冊目になり、だんだんエッセイの雰囲気に慣れてきた。そうかそうか、この人はこういう感じの人なのか、とだいたいのフレームが出来てきた感じ。
    この人は表現が面白いのだ。一見、どうってことない日常生活も、実はその裏にたくさんの側面を持っている。そこに的確に光を当てて、言葉に変えて表に引っ張りだしてくる。自分を客観視することもできているし、その上で面白がることもできる作家の目が秀逸である。
    もしかして、しをんさんのおばあさんが住んでいるところは三重県の山奥なんだろうか。おばあさんが話す言葉がとても懐かしい。というか私の親戚はこんな喋り方だ。「神去なあなあ日常」の舞台はやはりそこか。だから関西弁の表記が自然なのか。
    「格闘する者に◯」で出てきた忍くんたちは、のちの「神去~」につながるのかな。72年に一度の祭りはこれにつながるのか。
    などなど、読んでるこちらもいろいろ想像できて楽しかった。

全205件中 81 - 90件を表示

著者プロフィール

1976年東京生まれ。2000年『格闘する者に○』で、デビュー。06年『まほろ駅前多田便利軒』で「直木賞」、12年『舟を編む』で「本屋大賞」、15年『あの家に暮らす四人の女』で「織田作之助賞」、18年『ののはな通信』で「島清恋愛文学賞」19年に「河合隼雄物語賞」、同年『愛なき世界』で「日本植物学会賞特別賞」を受賞する。その他小説に、『風が強く吹いている』『光』『神去なあなあ日常』『きみはポラリス』、エッセイ集に『乙女なげやり』『のっけから失礼します』『好きになってしまいました。』等がある。

三浦しをんの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×