パプリカ (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 409
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  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101171401

感想・レビュー・書評

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  • 後半の夢と現実がないまぜになっていく戦いは、混沌とした夢世界が頭の中に広がって楽しかった。まどマギの魔女結界ぽい。
    難しい用語が遠慮なく出てくるのは抵抗を覚えてしまった。あとパプリカが惚れやすすぎやしないかと。

  • これは面白い!色気のある小説だと思う。

  • 一度、筒井さんの本を読んでみたいと思っていた。
    そう思っていたとき、偶然、いつも見ているブログの管理人の方がアニメ版のプロデューサーを褒めていたので、その原作を読んでみようと思った。

    背景や人物設定など、興味をそそるし、前半の進め方は面白いと思う。
    (私の場合、女性主人公だと感情移入できないのは残念)

    後半から最後までは、行き当たりばったりの内容で、前提を覆すようなSFでやってほしくないこともされていたように記憶している。

    あとがきを見ると、連載物だったらしいことがわかった。

    なるほど、締め切りに追われて、無理やり帰着させた感がある。

    漫画で言うと、Gantzの行き当たりばったり感と似ている。

    とにもかくにも、今まで私が読んだ本の中で最低点かも…

  • 最初はさいこーに面白いと思ったが…

  • 千葉敦子はノーベル賞をもらえるであろう研究者でサイコセラピスト。彼女は他人の夢とシンクロして無意識界に侵入する夢探偵パプリカであった。
    同僚の時田が発明した人格の破壊も出来てしまう強力な最新型精神治療テクノロジー「DCミニ」と研究所の理事長の席をめぐる争奪戦が始まる。
    最初はパプリカの世界に登場する精神内部を観察できるスキャナーやリフレクターというものがよく分からなかったのですが、読み進めるうちに違和感なく楽しむことが出来ました。
    パプリカの魅力がとても伝わってきましたし、夢世界でも現実世界でもどちらも飽きることなく最後まで読み切ることが出来ました。

  • アニメを観てから読んだのですが、人物造形が薄っぺらというか。千葉敦子が男から見た女の(勝手な)理想像、というか、感情移入が全くできませんでした。ストーリーは後半になると夢と現実が入り乱れてぐいぐい引き込まれたので世界観に浸ることはできたのかなと。
    初筒井本でしたが、今イチだったというが正直な感想です。きわめてSFっぽい文体だなあ、という気がしました。

  • 後半破綻

  • アニメを先に見たことがあったので映像が再現できて楽しかった。後半のスピード感はジェットコースター。面白かった。

  • 読了。夢か幻か現実か、最後まで余韻があり楽しめた。胡蝶の夢。

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著者プロフィール

小説家

「2017年 『現代作家アーカイヴ2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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