- Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101349770
感想・レビュー・書評
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僕は忍者がかっこいいなと思いました。百地三太夫や無門、文吾などの色々な忍者がでてきてとても面白かったです。特に好きなのは、無門です。好きなところは、天正伊賀の乱(1次)で大膳や信雄や他の兵達と戦うシーンが面白かったです。【小4】
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初めの登場人物の多さはいまいち。その後シンプルになり、伊賀者の特質、そのなかでのお国への無門の思い、なかなかであった。忍びの世界面白い!
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内容(「BOOK」データベースより)
時は戦国。忍びの無門は伊賀一の腕を誇るも無類の怠け者。女房のお国に稼ぎのなさを咎められ、百文の褒美目当てに他家の伊賀者を殺める。このとき、伊賀攻略を狙う織田信雄軍と百地三太夫率いる伊賀忍び軍団との、壮絶な戦の火蓋が切って落とされた―。破天荒な人物、スリリングな謀略、迫力の戦闘。「天正伊賀の乱」を背景に、全く新しい歴史小説の到来を宣言した圧倒的快作。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
和田/竜
1969(昭和44)年12月、大阪府生れ。早稲田大学政治経済学部卒。2003(平成15)年、映画脚本『忍ぶの城』で城戸賞を受賞。’07年、同作を小説化した『のぼうの城』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) -
和田竜さんによる時代小説。「のぼうの城」も同様ですが、時代劇をあまり感じさせない言い回しがすんなり読みやすくて物語に引き込まれていきます。素直に面白かった!オススメ!
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和田竜さんが「村上海賊の娘」で本屋大賞を受賞された時、すぐ書店へ買いに行きましたが(当然?)売切れ…
仕方なく和田さんの他のを読もうと手にしたのがこの作品でした。忍者とは?まず人としてどうなのか?長老たちの思惑に抗う主人公に好感がもてます。 -
歴史物は最初は難しかったが読んでるうちにすごく面白くなっていた。歴史勉強したい。正直であること、誰かを思うこと。映画もみたい。
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伊賀の国vs織田信雄(信長の次男)。史実をもとにしながらそれぞれのキャラ付け、戦いの描写が良かった。伊賀忍者、漫画みたいな動きするんだけど実際そのくらいのことできたんだろうか...?? そして伊賀の国の人たちの行動規範、倫理的感覚がその時代の中でもかなりずれてて面白かったそういう教育をしていけばそんな価値観の国になるのかーと。特殊な国ですな。伊賀サイド、信雄サイドそれぞれの思惑、計略の張り巡らせ方も良かった。忍術の究極は本人が気づかないように人を操ることなんだとか...、怖いなーと思ったよ笑
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初めてこの作者の本読んだが、苦もなく読むことができた。
ただ、なんとなく終わりがしっくりこないというか後味がスッキリしない感じが残る。
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無門カッコ良すぎるよ。
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時は織田信長が天下を取らんとしている時代。各大名が各々の国を治めている中、伊賀国は大名がおらず、何人かの地侍の合議制で土地を治めていた。と言うのは、基本的にみんな忍者だから。
そんな伊賀国を攻めようとしていたのが織田信長の次男、信雄。しかし彼の重臣たちは伊賀攻めを止め伊賀国の者たちに傘下に降るように申し入れる。
そんなものは突っぱねるかと思いきや、地侍たちはそれを受け入れる。しかしそれは彼らの謀術だった。
事実である天正伊賀の乱を基に、ひとりの忍者を軸に彼らの生き方を描いている。
初めて忍者の世界を知った。どこまで本当がわからないけど、忍術というのは山岳体術だとか、普段は農民だとか、他家の戦の時に雇われるとか。
戦いの描写はスピード感があっておもしろい。