- Amazon.co.jp ・本 (428ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102098011
感想・レビュー・書評
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中学校時代の愛読書。
不遇な生い立ちに損なわれることなく
成長し自立した主人公が憧れでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全体的に暗めの話
あしながおじさんのジュディが読んでるから読んでみた -
超好き!大好き!何度も読み返してます。
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2009/12/07-
昭和28年2月25日初版
昭和41年9月20日28刷
2009/9/20?開成学園の古本市。確か30円 -
小学校3年の学級図書にあった文庫じゃなくて、紅色のボロボロの本でした。
当時10歳の私が読んで何を得たのかは覚えてないけれど、ジェーンみたいにはねっかえりだったから共感して読んでた記憶がおぼろげながらあります。 -
一番好きな本って聞かれたら…迷うけどブロンテのこの本が出てくるなぁ〜〜♪感想は書ききれないほど。想いが溢れてくる作品です。
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読んでいて読書って本当に素敵だなぁとヒシヒシと実感させてくれた作品。
地味な外見や物静かな態度とは違って、しっかりとした強い芯の通った内面を持つジェーン。
まだ二十歳そこそこのお嬢さんとは思えない自立心と向上心です。
小さい頃の境遇ゆえ、彼女が選んできた道なのですが、なかなかできることではありません。
彼女が心の中で周りの状況や人柄などを結構ドライに判断していくのが、昔の作品だというのにイマドキな感じがして新鮮でした。
女性は全世界どの時代も普遍なのかも。
また、この時代の小説には、上流社会の嫌な貴婦人というのがライバルに出てくることが多く、主人公がやきもきしたりしますが、ジェーンの場合、自分の愛する人がそんな人を愛するわけがないと冷静に判断しているところが痛快でした。(とはいえ彼女も結局やきもきはするのですが)。
共にいることが、1人でいることよりも「自由」。
生きるために自分の力で道を切り開いてきた彼女が見つけた真実の愛に胸が打たれました。
お気に入り度:★★★★★
(2009年6月28日読了)
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ハーレクイーン的メロドラマ
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孤児のジェーンエアが一人の女性として強くたくましく生きる姿を書いた女性賛歌。リード家での執拗ないじめから学校でのつらい体験、そしてロチェスター氏との出会いを通してジェーンは一人の女性としての信念を持ち、信じる愛を貫こうとする。孤独に生きてきたジェーンの、恐ろしいまでの頑なな強さに胸打たれる作品。
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生涯の中で1番好きな作品と言えばこれをあげると思う。 同じブロンテ姉妹の「嵐が丘」は受け付けなかったのだが、こちらは生涯忘れられない作品となった。