赤毛のアン 赤毛のアン・シリーズ 1 (新潮文庫)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (529ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102113417

感想・レビュー・書評

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  • 胸がいっぱいですぐには感想書けなかった。
    子どもの頃、時々アニメで観ていた赤毛のアン。
    読み出してすぐにマシュウやマリラのアニメの顔や姿をありありと思い出し、懐かしい人に会ったみたい。
    ギルバートとアンのぎこちなさもすごくよく覚えている。橋の下で許さなかったあの後悔ー…子どもながらにアンと共にしまった…と打ちのめされたことを。
    失敗して落ち込み、もう夢見心地になんてならないわ、と決意したアンに
    「ロマンスを忘れてはいけないよ」
    と言ったマシュウの言葉にじんわりあたたかくなった。いつでも優しく味方になってくれる。
    マシュウが亡くなると思ってなかったので、突然のことに涙出た。リビングで読んでいたので家族に驚かれたー。

    アンの前向きで想像力豊かな語りの数々に、励まされたりワクワクしたり、胸が踊った。自然の豊かさにも心躍り。
    できたら小中学生の頃に読みたかったな。
    村岡花子さんが楽しそうに訳している姿も目に浮かんだ。

  • アンの様な友達が欲しかった

  • 最後に涙を流すなんて想像してなかった!人生で片隅にも置いていなかったことに後悔。最初の数ページでアンが孤児であることを知る。グリン・ゲイブルスでマシュー、マリラの兄妹から愛情を一杯に受け、強く、優しく、賢く育っていく。アンの性格は本当に凄く、正義感に溢れ、負けず嫌いで、誰からも愛される。親友のダイアナとは結婚するんじゃないか?と思うほど仲良し。水晶を無くすし、粉と薬を間違えてお菓子作るし、足ケガするし、髪を緑に染めるしハラハラでした。最後にマシューが!おーマシュー!!是非男性に読んで欲しい本です。

  • 星五つでは足りない

  • 子供の頃何度となく読んだ。
    アン!!最高。
    出てくるお菓子や食べ物を他の本で調べるのも楽しかった。
    今あらためて読むとマリラやリンド夫人にも共感。出てくる花や木をスマホで調べたりしながらゆっくり読んでいる。

    目の前に人物や風景が見えるよう。



  • アン!!!あいしてる!!!!

  • 最初に読んで25年程が経過していると思われる赤毛のアン。久々に読みましたがやはり素晴らしい本です。
    アンの存在がありありと感じられて、マリラとマシューのアンへの惜しみない愛情に胸打たれました。アンの明るく弾けるような若さがまぶしく、どちらかというと保護者として見守っているような気持ちで読みました。
    若いころ自分も命の輝きが強いころに読んだ印象と、どちらかというとマリラに年が近くなった頃に読むと受ける印象が全く違うことに驚きました。
    アンの羽ばたきに耳を澄まして、いつか旅立ってしまう彼女の姿を想像してさみしい気持ちになります。昔は自分が旅立つ立場だったのでアン側でしたが、今は完全に見送る方のマリラの立場に自己を投影して読んでいました。
    アンが実際に存在するんじゃないか、自分と同じ時空に居ていつか会えるんじゃないかと思うくらいに活き活きしていて、読み終わった後アンロスになってしまったので、このままアンの青春を読もうと思います。

  • 小学生の頃出会って本当に大好きだった一冊。
    今アニメが再放送していて、とても読みたくなってしまい再読。
    やっぱり大好き!
    青春、愛情…と読んだけど、やっぱりこれが一番。

  • アンの舞台、カナダ・プリンスエドワード島
    自分がカナダに留学していたこともあり、ずっと読みたかった村岡花子訳の赤毛のアンを購入

    アニメや子供の時に読んだ記憶をなんとなく辿りながら読み進めていきました
    育て親となるマリラとマシュウ兄妹、私が一番好きなキャラクターです
    厳しいながらも母のように接するマリラ、そんなマリラを見守りながらもアンの味方として『そうさな、』と優しく接するマシュウ
    2人のような人が人生にいたらとても心強いだろうと思います
    そして周りの子供たちよりも想像を巡らせることに長けているアン、変わりものとも思えますがとても素直で男の子と競り合うために勉強を頑張ったり子供らしい姿もとても愛らしいです

    今はNetflixでもAnne with an Eというオリジナル作品もやっています
    私も本を読みながらおさらいでドラマを見てより想像を膨らませています

  • 小さい時に読んだ村岡さん訳で、もう一度読んでみたくて購入。こんなに色々な描写や生活、文化、感情が生き生きと描かれていたんだなぁと改めて驚き。小さい時にはわからなかった宗教的な内容やアンとマリラたちの絆の素晴らしさも見えて、感動した。喜びや愛をたくさん感じることのできるアンは、他者をも愛で変えていくんだなぁと、とてもしみじみと良い作品でした。シリーズと、他の方の訳も読んでみたい。

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著者プロフィール

1874年、カナダ、プリンス・エドワード島に生まれる。幼い時に母と死別、祖父母に育てられ教師になる。『赤毛のアン』シリーズのほか、小説、短篇集を残し、世界中で多くの読者の心を捉えた。

「2022年 『赤毛のアン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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