- Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103002536
作品紹介・あらすじ
キャリアながら息子の不祥事で大森署署長に左遷された竜崎伸也。異例の任命で、米大統領訪日の方面警備本部長になった彼のもとに飛び込んできたのは、大統領専用機の到着する羽田空港でのテロ情報だ-。
感想・レビュー・書評
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第3弾にして初めて感想を書いてみる。
主人公竜崎伸也の、自宅での朝から始まるのが好き(1、2もそうだったような)。
真面目な正義感が魅力的。信頼できる。
今回も竜崎らしいことを言っていた。特に良かったのは女性警察官についての考え。
「女性キャリアは男性に比べて出世が遅い。だが、警察の仕事に女性も男性もない。与えられた仕事に全力を傾けることが大切だ」。
しかし今回は、竜崎も恋をするのかと、らしくない感じで正直嫌だった。禅宗の本で己の気持ちに向き合ったのは竜崎らしい。
私がこの「隠蔽捜査」が好きのは、主人公竜崎の心情を軸にして話が進行するところにあるのかなと思っている。竜崎の言葉で溢れ、しっくりと読者に入ってくる。読み出すと止まらなる。
そういう感じは、何となく乃南アサさんの小説「女刑事音道貴子シリーズ」の魅力に似ているような気がする。
人間模様や、人物の心理描写がうまい。
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ストリングフィールドの主張はきわめて明快だ。単純とすら言える。だが、正しい論理というものは単純なものだ。
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人間味が増して嬉しいと2作目を読んだ時には思ったけど、今回、こんな竜崎さんはあまり見たくなかったかな。
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4.6
面白かった、竜崎の違う一面も見れて、今後の展開も楽しみです -
禅か、、、原理原則主義と相性いいかもしれないです。
戸高刑事の人気が上がりそうな巻でした。 -
正論というか、正義に生きてきた主人公、不倫してしまうのか?みたいな……。
女性に気を取られて正確に判断できなくなる主人公は見たくなかったなぁ。と、思ったり思わなかったり。
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竜崎の恋って………
かなり気持ち悪い。
内容が陳腐である。
果報に続き戸高の活躍物語だ。
戸高の方が魅力的。
この後の巻を読む気がしない。
興ざめ
1、2と同じ気持ちでもう読めない。
ホントに残念。