- Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103020325
感想・レビュー・書評
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女子小学生の目線からみた大人の世界と日常。
父子家庭の暮らしの中で出て行った母親への複雑な想いと迎える思春期へのとまどいのお話。 -
ザラッとして居心地が悪い。
島本さんの作品の中ではあまり好きではない部類。
けど同じ男性とひとくくりにはできないくらい、朔の目から見た男性像にバリエーションのあるところが面白かった。 -
あの男の人が気持ち悪かった。
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なんていうか、痛い。痛覚を刺激された感じ。いい意味か悪い意味か自分でもよくわからないのだけど、すごいものを読んでしまったという印象。本当、読んでいて呼吸が止まりそうになってしまった。
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この本を読んで感じたのは人との距離の取り方って難しいなぁということ。
徐々に混迷を深めてきて
信じていた大人にドロドロとした現実を見せられるところは非常に心苦しかった。父親の不器用ながらも子を思う気持ちや友人に救われたけれど
もやもやがいつまでも心にくすぶっているよう。
朔ちゃんが
背伸びして大人ぶっている姿から本当の大人に成長したときにどんな風になっているのかとっても気になる。恋愛に臆病になりませんように。 -
朔のその後がとても気になる作品。たくさんの大人に囲まれて大人びていてもまだまだ子供で誰かに捨てられるのを極端に恐れているんだろうな。
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うわぁー。
もやもやした澱がたまっていく感じのお話。
途中までは年の差恋愛もの?
と思っていたけど、徐々に違和感が広がって朔ちゃんと一緒に過呼吸を起こしそうになった。
あんなずるい大人はいるし、それに騙される子供も大人もいてる。