- Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103227212
感想・レビュー・書評
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山本さんは好きな作家さん。サクサク読めた。
親子、夫婦、元上司、ご近所づきあいなどなど…、人間関係に不器用な人たちのお話。
どのお話も、きちんと解決ってわけにはいかないけど、なんとなくこの先うまくいきそうな気がする、顔を上げて歩いていける…そんな気にさせてくれるお話です。
お気に入りは「町子さんの庭」
「たこ焼き、焼けた?」の一旗さん、「愛は苦手」の琴音さん、いいキャラだ〜♪詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2012/02/12
自宅 -
例えば、奥田英朗さんの『マドンナ』は、
アラフォー男性の日常を描いた短篇集でしたが、
本作品は、
アラフォー女性の日常を描いた短篇集となります。
同じく、アラサー女性を描いた短篇集である
奥田英朗さんの『ガール』は、
悩みながらも最後はハッピーエンドって感じでしたが、
本作品は、悩みは悩みのまま先に進んでいこぅって感じ…。
そんなとこが、アラフォー女性なんでしょうかねぇ…??
ボクはよかったと思いますが…、世代性別限定かも…。
同世代の女性の方には、ストライクな作品だと思います…。 -
やっぱり山本さんの本好きだな〜と思いました
特に「愛が苦手」(義父さんとの話)が印象的でした -
どの話もハッピーエンドとは言えないかもしれない。
解決したとも言えないかもしれない。
それでも、きっとこの後プラスの方向に進んでいく。なぜかそう思える終わり方だった。
だからなのか、ちょっと登場人物のことが心配…。と思いながらも読み終わるとなんとなく安心した。 -
主に40歳ぐらいの女性が,
必ずしも希望に満ちているとはいえない状況のなかで,
それでもちょっとした手ごたえを感じて生きる8編の短編。
ミシン,ズボンプレッサー,たこ焼き器など,
ストーリーの象徴となる家電が必ず登場して,楽しい。 -
可もなく不可もなく。平々凡々。つらつらかいてあるからつらつらよめた
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可もなく不可もなかった。
新刊が出たら読むことにしている作家さんなので読む。
アラフォー女性が愛について色々考える短編集。
いろんなアラフォー女性が出てくる。
アラフォーだけあって、すっきり爽快万事解決と
短編が終わるわけではない。でも明日からまた
頑張らなくちゃって思わせる話ばかり。
かといって心に残るかというと、読み終わった今では
すっかり通り抜けてしまって味わった感はない。
家事の合間の時間つぶしに、ささっと読めるのは良い。
心にはそれほど残らないので☆3つ。