12星座の恋物語

  • 新潮社
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本棚登録 : 451
感想 : 99
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104346035

感想・レビュー・書評

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  • 星座による性格分析に基づいた、恋愛短編集。鏡さんによる星座の性格分析と、角田さんの小説。その星座の人を思い浮かべ、納得したり、はて?と頭をひねったり。だからあの人とは性格が合うのか、と納得できたのが1番の収穫。何となく星座占いとか好きかも、的な軽い気持ちの方におすすめです。

  • 2007.7.2<BR>
    星座による性格の違いに基づいて書かれた短編集<BR>
    それぞれの性格を少し皮肉っぽく描いていて<BR>
    それでも少しあたたかみもあって<BR>
    すらすらと読めました<BR>

  • 12星座ごとの男女の恋物語。

    一つ一つの話が短い上に、きらりと光る文章もない。退屈。
    ただ12星座の恋愛傾向を綴っただけ。全然グッとこない。

  • 神様ってなんか不公平だと思う。叶わない恋の相手をこんなにかっこよく見せる必要はないと直訴したい。「双子座の彼」<BR><BR>
    「蟹座の私」の自分の恋愛についてあんまり話さないところも共感。笑<BR>
    私仲いい子以外の恋愛の話聞くのも好きじゃないんだけど、<BR>
    それは勝手に共感しちゃうのが嫌なんだって最近わかった。<BR>わたしが他人の恋愛に傷つくことないのに。<BR>
    「魚座の彼」の元カノ遍路計画に爆笑。<BR>
    相変わらず角田さん、ネーミングセンスあるなー。

  • いつだって格好いい牡羊座女、振られた日もクールな双子座ちゃん。12星座ごとの男性、女性を中心に描く24篇のラブストーリーに、ホロスコープを添えました。星が教えてくれる本当のあなたの姿と彼の気持ちとは…。

  • pisces2/19-3/20 ラブ子ちゃん(笑)scorpio10/24-11/22 まるごとくん

  • 角田さんの描写がやはり上手い。こういう人っているなって思いながら読んだ。

  • 各星座の小説(男の子+女の子)と鏡リュウジさんの解析でなるアンソロジー。
    おとめ座当たってる!男の子のも、女の子のも思い当たる節が多すぎてビックリした。他の星座はどうかわからないけど、おとめ座は当たってた。星占いが大好きな心が、むずむず大きくなり出した。

  • 占いってあんまり信じない。
    特に血液型占いと星占い。パーソナルなことをそんな大雑把なくくりで断定しちゃっていいのか?と思うから。
    でも、この本は楽しめた。
    占星術師の鏡リュウジと角田光代がコラボした本。
    角田光代が、女性視点で、それぞれの星座の男女を主人公に「○○座の彼」「○○座の私」と短いストーリーで描き出し、それについて鏡リュウジがコメントするという形式になっている。
    この角田光代の描く人物像がツボをついていてうまい。「あ〜、いるいるこういう人」と思わされるのだ。
    妙にリアルな人となりに、自分の周囲にいる人間の星座が妙に気になりだす。
    「この牡羊座の彼って、あの人に似てる。あの人も牡羊座だっけ?」という風に。
    それにしても角田光代は本当に恋愛のチカラを信じている人なんだろうなぁ、と、ささやかながらも気持ちのいい読み口のショートストーリーを読んでいて、思った。どの物語も前向きで(そりゃあ読者が自分の星座の人間だけマイナスな結末だったら読んで嫌だろうし)ほっとする。

  • 星座占い×短編小説。
    誰かさんの星座のとこ探して、当たってるとか当たってないとかつっこみながら読んでくと面白いよ。

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著者プロフィール

1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部文芸科卒業。90年『幸福な遊戯』で「海燕新人文学賞」を受賞し、デビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で、「野間文芸新人賞」、2003年『空中庭園』で「婦人公論文芸賞」、05年『対岸の彼女』で「直木賞」、07年『八日目の蝉』で「中央公論文芸賞」、11年『ツリーハウス』で「伊藤整文学賞」、12年『かなたの子』で「泉鏡花文学賞」、『紙の月』で「柴田錬三郎賞」、14年『私のなかの彼女』で「河合隼雄物語賞」、21年『源氏物語』の完全新訳で「読売文学賞」を受賞する。他の著書に、『月と雷』『坂の途中の家』『銀の夜』『タラント』、エッセイ集『世界は終わりそうにない』『月夜の散歩』等がある。

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