オー!ファーザー

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 8574
感想 : 1186
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  • Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104596041

感想・レビュー・書評

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  • 一気に読み進める面白さ。話が飽きない。

  • 4人のお父さん達がいるという設定が面白い。
    そして積極的な伊坂ワールドの女の子。
    いつもながら伏線回収も楽しい。

  • 4人の父と息子さんが展開するストーリー
    悪くもなく良くもなく
    魅了的なお母さんとの絡みとか
    一人一人の父との絡みなど
    面白くてなる様相満載だったのだが
    クライマックスが少々残念でした

  • 父親と子の良い感じの関係が読んでて心地良かった!面白いですね!

  • 4人の父親って一体どんな話になるのかと思ったが、それぞれ個性豊かな父親で主人公との関わりが面白かった。富田林怖すぎ
    練炭自殺はリスキー
    死ななければ重い障害
    恐ろしい賭け

  • ホシ3

  • みんな、俺の話を聞いたら尊敬したくなるよ。
    我が家は、六人家族で大変なんだ。
    そんなのは珍しくない?
    いや、そうじゃないんだ、母一人、子一人なのはいいとして、父親が四人もいるんだよ。
    しかも、みんなどこか変わっていて。
    俺は普通の高校生で、ごく普通に生活していたいだけなのに。
    そして、今回、変な事件に巻き込まれて―。
    (アマゾンより引用)

    教師のお父さんが1番カッコいい。
    4人それぞれに得意なとこがあって便利(笑)
    ひたすら多恵子さんと鱒二くんに腹立つお話だったけど。
    伏線が面白いくらいに回収されてくのは読んでて気持ちいい

  • a family

    きっちり役割(専門)分担されたバラエティーに富んだ父親達は、仲の良い4兄弟のよう。
    やっぱり「4人」っていうのが1番ちょうど良いバランスなんかな?? 父親の数にしても、ギャングの数にしても。

    父親達は本当に、由紀夫が大好きなんやなぁという気持ちがよく伝わってくる。
    それが小さな会話や行動に滲み出てる。
    で、そんな父親達を虜にした母・知代がどれ程の魅力の持ち主なのか、どんな人生を生きてきたのか、とか気になってたけど、読んでるうちに、どうでもよくなってきた。
    だから、由紀夫の真の父親は誰であるのか?? っていう事も気にならなくなった。それを突き詰める話じゃないと思うし。

    読み終えて、不思議に感じた事が2つ。
    脱出劇や、そこに至るまでの段取りは格好良かったけど、狙撃手が鷹を狙って発砲したのに、外した事が気になる。
    プロなのに。
    至近距離なのに。
    鷹も勲も防弾チョッキ的な服は着ていなかったはずやから命中していれば作戦失敗だったかもしれない。
    それと、
    富田林が鱒二を許し、さらに救出作戦に協力した事についても、どうも納得いけへん。
    そりゃ、富田林が、いくら鱒二の父が現役投手だった頃の大大ファンやからって、富田林本人が仕事で失った信用や損害と相殺になる程の事か??
    あんなに怒り心頭してたのに??
    不思議やな―。

    赤白選挙の結果は??
    由紀夫と多恵子と熊本先輩の関係は??
    富田林を詐欺った犯人は??
    太郎は今何処で何してる??
    とか、文庫本に加筆されてたらまた読みたい♪

    足の悪い『田中』がまた登場して嬉しかった笑
    何者やね―ん

    2011年03月21日 

  • まあ安定の面白さ。逆にもう一捻り欲しくなってしまう。

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著者プロフィール

1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、「新潮ミステリー倶楽部賞」を受賞し、デビューする。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で、「吉川英治文学新人賞」、短編『死神の精度』で、「日本推理作家協会賞」短編部門を受賞。08年『ゴールデンスランバー』で、「本屋大賞」「山本周五郎賞」のW受賞を果たす。その他著書に、『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX アックス』『重力ピエロ』『フーガはユーガ』『クジラアタマの王様』『逆ソクラテス』『ペッパーズ・ゴースト』『777 トリプルセブン』等がある。

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