- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104669042
感想・レビュー・書評
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私、下戸なので 下戸の超然 はよく分かるな。
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超然シリーズ。二本目の作品が、リアルな恋愛事情を描いていて、あるある……と思ってしまった。すれ違いの心情描くのが得意ですよね絲山さん。 x
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1妻の超然
2下戸の超然
3作家の超然 -
3作品収録されているのですが、どれも共感できるものばかり。私は「超然」としているのだろうか?最初の「妻の超然」には「これは私だな」と思わせる所がたくさんありました。「自分は自分、他人は他人」と思うのは罪なのでしょうか?
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妻が面白い、下戸はまあまあ、作家は青過ぎて面白くない。
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ひょおぉぉぉぉえぇぇぇぇ
背筋をすうすうさせながら読んだ。
妻の超然、下戸の超然、作家の超然、の三篇から成っている。
私は妻でもないし下戸でもないし作家でもない。
どの物語も主人公の立場を想像しながら読んだのだけれど、
これがまったく想像を超えた世界だった。
もしも自分が彼らの立場だったら、ということがちっとも考えられない。
強いて言えば、下戸の超然には、ちょっと共感できたかな。
対象は主人公ではなくて、その彼女さんだけども。
私も、相方はできればお酒が飲める人がいい。
飲めなくてもいいんだけど、できたらやっぱり一緒に飲めると嬉しい。
いやいやそれにしても、超然とした世界だった。
さっぱり理解できてないくせに、二時間で読み切った。やっぱり絲山さんの筆力ゆえだと思う。
すごい引力だ。あっぱれ。 -
超然ってかっこいい言葉。
装丁も味がある。
『妻の超然』は、どうしてもにやけちゃう。母親にも読ませたいと思った。
『下戸の超然』は、下戸の方は特に楽しめるかも。下戸じゃなく、ボランティアをする彼女に対しての想いがリアルですき。
『作家の超然』は、少しわかりにくい。 -
頭が良すぎる人って、
うらやましいけど案外幸せじゃないかも
『作家の超然』は
作者の入院記録かな?
新聞に対する感想なんて、
他人事ではない読み応えだった -
短編3つが入った本。この著者は、誰もが知っている代表作というのがないと思うのですが、どれを読んでもうまいなーと思います。登場人物の一人よがりな心のうちと、それを客観的に書くバランスが絶妙なのです。
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絲山さんの作品は久しぶりに読みました。
この方の、ちょっと意地悪なところが好き。
辛口な中に、人間くささが漂う感じがすき。
すきなのに、なんでだろう?
私の中での評価はいつも3くらいだ。