不愉快な本の続編

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 455
感想 : 99
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  • Amazon.co.jp ・本 (147ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104669059

感想・レビュー・書評

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  • 『愛なんかいらねー』の続編ですが,それほどの毒を感じない。
    あっさり読めて,後に何も残っていないのです。
    たとえば奥さんが浮気したらすぐ別れるなんて,主人公のキャラからすればおいおいって感じです。若いころの毒が抜かれて,いい人になる,そういう小説ばかり多い気がする。
    小説なんだからあまり現実に迎合しすぎないで主人公にはぶっ飛んでほしい。

  • 音楽の色々を知らないわたしは、このにおいを嗅ぐとモータウン系の音を思い出すとか、イギリス人がアンチメロディアスに走るのは単純だとか、ニュアンスがわからない。どういう意味か気になるけど、そのまま読み続ける。

  • 余所者・・・・・
    よくわからなかった

  • ダメ人間はどこに行ってもダメ人間。着てる服や名刺が変わっても中身は変わらない

  • この空気感、嫌いじゃない。
    装丁が安っぽいのが残念。

    意味を考えながら読むより
    あまり深いことを考えずに読むようにしたら
    進む進む!

    偶然、今住んでいる広島のことも出てきて
    景色が広がる!

    年に一回、、数年に一回、、読んだら
    感想が全く違うものになりそう。
    楽しみ!

  • 「盗む」の章は富山が舞台。富山に住んでいるので、一々街の情景とか人の息遣いが立ち上ってくる。特に近代美術館の描写は肉薄してくるような親近感がある。ミロ、マグリット、ピカソ、ジャスパージョーンズ・・・・。うんうん唸りっ放し。魂が飛び出すって感じも凄くよくわかる。伝わってくる。

  • 絲山作品特徴のザラつき感溢れる作品。不思議なんだよな、この感覚。結構ハマってるかもしれない。

  • 資料ID:21105415
    請求記号:913.6||I

  • 絲山さんらしい、土地を巡るシーンが続く。
    なんだか不思議な読後感。

  • どうしようもない乾という男の話

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著者プロフィール

1966年東京都生まれ。「イッツ・オンリー・トーク」で文學界新人賞を受賞しデビュー。「袋小路の男」で川端賞、『海の仙人』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、「沖で待つ」で芥川賞、『薄情』で谷崎賞を受賞。

「2023年 『ばかもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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