- Amazon.co.jp ・本 (445ページ)
- / ISBN・EAN: 9784105090081
感想・レビュー・書評
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古くも斬新であり、しかも難解なのである。
とてもあらすじを要約できるまでには到達できないのだが、それでいいのだと思う。
延々と続く非現実的な世界に息が詰まりそうになりながらも引き込まれてゆく。
きっと何度読了を繰り返しても気が済むことがなく文字を追い続けたい衝動に駆られるのだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
難解だけど、やめられない、とまらない!
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80年代,私を変えた一冊。
価値観,世界観を揺さぶられ,クラクラしながら読んだ遠い記憶… -
な…長い…;;人物名も覚えづらい。
文章も淡々としている。のに最後まで読まされた。凄い本です。 -
初ガルシア・マルケス。上野マルイの地下にあった書店で購入。同じ名前の人が出てきて困った記憶がある。
一応…読み終わったけれども…リベンジしたい1冊。 -
「戦争がどういうものかを説明するのに、なぜあれほどの言葉をついやす必要があったのか、理解に苦しんだ。恐怖、この一語で足りるはずだった。」
桜庭一樹さんの大好きな「百年の孤独」。
物凄く読むのに力の要る作品だった。ただ、とにかく、この孤独、がどう継がれどうなるのか、ただただそれが気になる。
そしていつの間にか、私自身もこのマコンドの町にいるかのように錯覚させる。
自分もいつの間にかブエンディア家の一員になって、この100年を俯瞰していのだ。
最初のうちは、似たような名前、頭に入りにくいカタカナ語で、混乱をきたした。
それがいつの間にか、どっぷりとこの世界に入り込ませるから、やっぱり著者の持つ力だなぁ、と頷かせる。
読後は「あぁー、そうだったのか、、、」というどよんとした思いと「読みきったぜー!」という爽快感とが重なった。
【7/31読了・初読・市立図書館】 -
圧倒的。なんかもう気力、体力、文化全ての面で何かを奮い立たせないと読みきれないです。面白いです。
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すごい。すごいすごいすごい。なんじゃこりゃああああ…。悲しいとかそうゆうものも平坦にひたすら土地や人間の時間がすすむ。
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数年ぶりに再読中。最初に読んだときと違ってしょっぱなからすらすらと読める。懐かしいマコンドの記憶がよみがえってくるみたい。
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この作品でマルケスにやられる。
圧倒的なストーリーテリング。