プレゼント (中公文庫 わ 16-1)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 1109
感想 : 143
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  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122033061

感想・レビュー・書評

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  • 7月23日読了。図書館。

  • 小劇場で観ているのうな感覚だった。
    大袈裟なトリックはなく、しずかに(?)事件は解決していく。
    次も楽しみだ。

  • ドラマを見終わって、原作の一巻目は買ったもののずっと読まずにいたのですが、読み始めたら、ドラマの世界そのままのような、あっさりと書かれているけれどもむむっとうならされる短編集。はまりそうな予感がして、全巻購入してしまいました。これから葉村晶の半生を読むのが楽しみです。

  • 4/2読了。

  • 【相棒のいない私立探偵】で紹介してもらった本第2弾。
    ドラマも面白かったので、期待して読んだ。
    すると葉村晶が出る章と出ない章があって、何で?と疑問だったが、最後で納得。
    最後の話、ドラマでもとびきり嫌な話だったけど、小説はこの短さの中で背景を想像させてぞっとさせるのがとても上手い。
    他の話もみんなそうだったな…。
    御子柴くんは他の作品で主役なのかな?
    小林さん、ちょっとコロンボっぽい飄々さが良かった。

  • 3+

  • ドラマ化された(ハムラアキラ)ので、シリーズ1巻を、と。

    途中まで気づかなかったが、短編集で、葉村晶というフリーターの20代後半の女性が事件に関わるのと、小林舜太郎という警部補が事件に関わるのとあり。
    かと思えば二人が出てくる話も。
    小林警部補もキャラ強めだし、こちらもシリーズありそう。
    どの作品もラストの余韻が残るものばかりで、いろいろ想像させられる。

    収録作品:海の底 冬物語 ロバの穴 殺人工作 あんたのせいよ プレゼント 再生 トラブル・メイカー

  • ドラマ(しかし実はろくに見てない)から入ったミーハーですが、シシドカフカちゃんのハムラとても良かったし、それがこの原作とちゃんと繋がってた。クールでユーモラス。他のも読む。

  • ハムラアキラシリーズ1冊め。

    短編集だけど、葉村晶と小林警部補の話が交互に続く。
    葉村晶が主人公のものと、小林警部補が主人公のものとでは語り口が違うので慣れるまでに時間がかかった(ミステリーが久々だからかも)、ストーリーは淡々と進むが何か癖になる。

  • なるほど、たしかに原点で原石。

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著者プロフィール

東京都生まれ。立教大学文学部史学科卒。1991年、『ぼくのミステリな日常』でデビュー。2013年、「暗い越流」で第66回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。その他の著書に『心のなかの冷たい何か』『ヴィラ・マグノリアの殺人』『みんなのふこう 葉崎は今夜も眠れない』などがある。コージーミステリーの第一人者として、その作品は高く評価されている。上質な作品を創出する作家だけに、いままで作品は少ないが、受賞以降、もっと執筆を増やすと宣言。若竹作品の魅力にはまった読者の期待に応えられる実力派作家。今後ブレイクを期待出来るミステリ作家のひとり。

「2014年 『製造迷夢 〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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