- Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140056035
感想・レビュー・書評
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難しかった。多分原文(英文)で読んだほうが理解しやすかったんじゃないかな。
9.11は他人事のようで実は違う。
最後の展開が印象的だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
たぶんこれは原語で読まないといけないタイプの本だな。
読みづらかった。でも、引き込まれる所のある話だった。 -
映画も観ましたが映画では描かれていない場面ももちろんあるので原作を読んでよかったです。映画ではオスカー役のトーマス君の演技にも胸を打たれましたが、原作では文字からも事件が周りに与えたさまざまな影響やオスカーの気持ち、おじいちゃんの気持ち、おばあちゃんの気持ちなどに胸が苦しくなる程でした。結構前に読んだんですがいまだに忘れられない1冊です。
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父親を亡くした少年オスカーが
部屋から見つけた鍵を持って
何処のための鍵なのかを探す。
本の要所要所に 視覚からも楽しめる工夫
写真だったり カラーだったり
文字ですら その心情を表すが如く
視覚に訴えてくる
これはさ、もう 手にとるしか
頁を捲るしか ないでしょ。
2011.7 -
映画が見たかったがミニシアター系で近場での上映がなく残念に思っていたので図書館で借りてみましたが…。読みにくい…。すんなり頭に入ってこず何度も挫折しながらの読了となりました。疲れた感しか残らなかった(^=^;
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最初は訳がわからず辛かったが、後半の滑らかな話の繋がりが美しく、夢中で読んでしまったよ。
映画も観てみたい。 -
映画のほうがずっと良かった。
ラストのブランコは、父親の最後の愛情を象徴する重要なシーンなのに、丸々無いのね。 -
NYの9・11以降と、第二次世界大戦のドイツ・ドレスデン爆撃以降が交互に描かれる。
映画も見ているので、その映像をときどき思い出しながら読んだ。
知的好奇心が強いオスカーは一方で他者とうまく交われない。父、祖父を遡っていくとその気質はある程度受け継がれたものだということが分かる。自分であざを作ったり、考えうる最悪の事態を次々発明(想像)する心に傷を負った少年が、現場から父が電話に残したメッセージに応えられなかった罪悪感にさいなまれながら、遺品のカギにあう鍵穴のありかを探していくうちに、父の死を受け入れ、自分自身も受け入れていくように見えた。 -
長くて複雑でめんどくさい構成になっておりますが、そこまでやって初めての、複雑な状況で喪に服す、ということなのだろうなあと思いました。
9.11のワールドトレードセンターでパパを失った子供の冒険のお話。
しばらくはこの本の文体が無意識に出ちゃうほど影響を受けるでしょう。
小説を読んでる途中で涙が出てきたことも個人的には滅多に無いことなんで驚きました。
それもこれもこのめんどくさい構成があってこそ。めげずに読んで良かったです。