- Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140056035
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
登録番号10073 分類番号933.7 フ
(DVDあり。) -
映画を見たあとでこれを読んだが、成功作とも思えない映画に比べても小説は遥かに凡庸
こけおどしの写真や印刷になんらかの感慨受けるなら、よっぽど退屈な人生送ってきた読者さんなのですねとしか言えない -
911で父親を亡くしたオスカー少年。クローゼットの花瓶から1つの鍵を見つけ、父親のことを知るために鍵に合う鍵穴を探し始める。そのオスカー少年と、祖母、祖父のお話。
翻訳本独特の読みにくさに負けそうになったけどそれでも最後まで読めたのは、家族の死をどう受け入れてどう生きていくのかを感じられるからかもしれない。
発語できない祖父の手紙やオスカーが病院で先生と母親の会話を途切れ途切れに盗み聞きする部分など、視覚的にも伝わる本。 -
第2回(2012年度)受賞作 海外編 第2位
-
主人公、アスペルガー症候群かと思って読み始めたんだけど、どこにもそんな話は出で来ないが、どうもこの少年なんか不自然な感じ。
-
読書会課題図書。特定の事件を主題にしながらも、間接的に描くのはすごく好みだじそのようにしてでしか接近できないこともあると思う。視覚的にも仕掛けが施された作品。最初は大量の写真が無意味に感じられるが、読了後あらためて見ると、解釈の余地があるので、読書会向きだと思う。
-
書籍(本)としての形での表現を追求した一冊。
-
読み終わってからたくさん涙が出た。