普及版 モリー先生との火曜日

  • NHK出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140810071

感想・レビュー・書評

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  • ちょうど「幸せとは」を考え始めていた時に出会った始めの一冊。

    コミュニティに貢献することに疑問を持っていた中で彼らを大切にしてあげなさいと教えられました。
    読んでいる時が一番幸せを感じられたかもしれません。

  • ずっと気になっていた本でようやく落ち着いて読んでみた。

    著者ミッチ・アルボム氏の大学での恩師モリー・シュワルツ先生の
    火曜日ごとの最後の授業の記録・・・なのではあるが、
    なんといっても、読み始めるときっと誰もが惹かれてしまうだろう
    恩師の人となり(魅力)が読み取れて、その言葉に聞き入ってしまう。
    しかも、最後まで教師として、また、一人の人間として、分けへだて
    なく周囲に優しさを振りまいた一人の「人間」としてのモリー先生に、
    読んだこちらも、いくつもの大事な何かを投げかけられた思いを抱いた。

  • つまり、誰かといっしょにいるときは、その人とまさにいっしょでなければならない。
    先週しゃべったことなんか頭にない。今度の金曜日に何があるかも頭にない。
    君に向かって話をし、君のことを考えてるんだ。

  • 高校の、聖書の時間に出会った「メメント・モリ」という
    ことばを思い出した。
    「あなたの死を覚えなさい」
    -自分がいつか、必ず死ぬことを忘れるな。

    死を前にした大学時代の恩師と筆者との
    毎週火曜日の人生の授業。

    この本に綴られているのは、とても普遍的なことだと思う。
    でも多くの人に読まれているのは、
    多くの人が涙するのは、
    きっとそのリマインダーが必要だから。

    心の洗濯をしました。

  • 人生で本当に価値の有るものは 何なのか?
    物質社会や 見栄や体裁が いかに意味が無い事かを
    リアルに教えてくれました。
    もっと 日本で話題になっても いいのになー。

  • モリー先生の言葉に何度も手が止まった
    「相手が聞いて欲しいかたちで、話を聞いてあげること」
    を読後心掛けている。
    何度も再読したい

  • 自分の生き方を考えるにあたり、人が何を目指し、何を重んじて生きるのか、死ぬ時にどう考えるのか知りたくて読んだ。
    愛することを何よりも重んじたモリーの生き方は、今まで周囲の人にも、著名人にも、私は見たことがない。
    職業やら、子育てやら、確かに目先のことにとらわれている気がする。そういった目先のことから、生き様を見出していくこともまた事実であろう。
    モリーの境地に達するには、努力と年月が必要だ。

  • ミッチ・アルボムは人気者のスポーツコラムニストで、仕事に忙しい日々を過ごしていた。そんなある日、ふとテレビ番組で大学時代の恩師、モリー先生を目にした。しかしモリー先生は ALS(筋委縮性側索硬化症)という難病で、余命わずかであった。16年ぶりに恩師を訪ねたミッチは、それから火曜日ごとにモリー先生のもとを訪れ、最後の授業を受けた。テーマは「人生の意味について」。日毎に衰弱していくモリー先生はそれでも自分を憐れむ事なく、人生にとって大切なものは何かを説き続ける。「いかに死ぬかを学べば、いかに生きるかも学べる」「財産や権力は、愛や優しさ、友情の代わりにはならない。豪邸やスポーツカーからは本当の満足は得られない。本当に満足を与えてくれるものは、自分が他人にあげられるものを提供すること。それは金ではなく、時間や心遣い」「思いやりを持つ事、お互いに責任を持つ事。それだけで世界はずっと素敵な場所になる」「互いを愛せよ。さなくば死あるのみ」「人間は、お互いに愛し合える限り、またそれを覚えている限り、死んでも本当に行ってしまう事はない。作り出した愛と思い出はすべてそのまま残り、死んでもこの世にいる間にふれた人、育てた人全ての心に生き続ける」沢山の教えを残し、多くの人々を励ましたモリー先生は、今でも人々の心の中に生き続けている。

  • 現在まだ3章くらいだけど、すでに良い。仙人やん。ミッチの人生に、モリーのような師がいたのは幸せなことだね。そんな人中々出会えない。他人なのが、またすごいと思うんだよなぁ、母親とか父親ではない誰かと、こんなに心開いて人生の醍醐味について語り合えるって中々ない。私だったら、月一のカウンセリングの先生かな。カウンセリングの域を超えて、人生の話ができる。でもなんか、ちょっとカッコつけちゃってた気がしてきたな。
    読み終わったけど、最高。モリー先生ありがとう♡
    モモとかと同じ、私が共感できる人生の大切なことについてのお話って気がした。でもこの価値観も、絶対ではないんだよなぁ、人によって違うよね。

  • スポーツ評論家の著者が再会した恩師・モリー先生は、難病ALSで動かなくなった体で人と触れ合うことを楽しんでいた。「憐れむより、君の問題を話してくれないか」 死の床での16年ぶりの授業は…。【「TRC MARC」の商品解説】

    関西外大図書館OPACのURLはこちら↓
    https://opac1.kansaigaidai.ac.jp/iwjs0015opc/BB40137900

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