スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫 クリスティー文庫 1)

著者 : アガサ・クリスティー 矢沢聖子

• 早川書房 (2003年10月15日発売)

感想・レビュー・書評

[ハゲ課長さんの感想 · 2021年11月1日]

読みやすい。サクッと読めるミステリー。ヘイスティングズがちょっと残念で気の毒になってくる。警察もけっこう優秀だった。

[acoriさんの感想 · 2021年9月14日]

やはりミステリー好きとして王道は知らねばと思い、小学生の時にはまったクリスティ長編を攻めることに決めた。

正直、予想以上に楽しんでしまった。
天才の作品とは、どの時代でも、どの言語でも、その魅力が失われることはないのですね。

これからゆっくり読破していきたい。楽しみ。

[bergentkさんの感想 · 2021年9月14日]

ポアロが優しい。
「一組の男女の幸福ほど大切なものはこの世にありません」

[猫のみみさんの感想 · 2021年8月27日]

エルキュール・ポアロ、安定の面白さ(^-^)

[杏の庭さんの感想 · 2021年5月5日]

・まさかの犯人にびっくり。でも、禁じ手すれすれでもあるような。

[fastcarさんの感想 · 2021年4月29日]

ヘイスティングスと一緒に推理を外しまくり、肝心なところを教えてくれないポアロにムカつき、納得のいく結末に感心して、と、純粋に楽しめた。

探偵って気難しい変人の設定が多いイメージだけど、ポアロは陽気で人好きのする紳士だからか、作品全体が湿っぽくなくて良い。

登場人物の呼び方が敬称だったりファーストネームだったりして慣れるまでちょっと読みにくかった。

[にゃすっさんの感想 · 2021年4月17日]

アガサファンならご存知、ポアロが最初に登場した作品。僕もアガサファンの端くれとしてこれは読んでおかないとと思ったのだが、やはりポアロはチャーミングだなと思った。想像でしかポアロの姿を描くことができないが、勝手な想像で吉高由里子のハイボールのCMに出てくるおじさんみたいなイメージを抱いている。仕草や、会話に時折挟むフランス語もオシャレで読んでてテンポがいい。


　しかしこの作品を読んで思ったのは、ポアロさんもったいぶりすぎじゃない❓ということだ。ポアロの親友、ヘイスティングスと同じ気持ちで読んでいたのだが、ヘイスティングスが説明を求めても「今は言えない。」だの「推理の糸口はもう見えてるから君にも分かるはず。」だの、結末を最後にとっとくのは分かるけど「あなたなら分かると思いますよ」って分かるわけないじゃないの。みんながみんなポアロさんみたいに閃きがすごいわけじゃないのよ。ってちょっとムッとしたことだけお伝えしておきましょう。

[そーちょーさんの感想 · 2021年4月4日]

ポアロシリーズ最初の書。
まず英語で読もうとしたが、レベルに達しておらず断念し日本語を購入。

ホームズシリーズのワトソンばりに常に置いていかれるヘイスティングであるがいきなりプロポーズなどは、ワトソンより奇抜であり愛らしい。ポアロとの信頼関係がまだ築けていないため他の作品よりも疑り深くときには拗ねたりするところが面白かった。

犯人と見せかけて犯人というトリッキーな結末。色々なパターンがありクリスティが今でも人気な理由がわかる一作。それでは英語に挑戦してみようか。

[sayさんの感想 · 2021年3月10日]

アガサ・クリスティーのデビュー長編作品。
エルキュール・ポアロ初登場。
登場人物がみんな怪しい。終始大きな謎や小さな謎が細々と発生するから飽きずに最後まで読める。
すごく読みやすい。面白かった。

[おーいこっちださんの感想 · 2021年3月8日]

アガサクリスティの他の作品を見ても思うけど交際すっ飛ばして結婚！が普通な時代だったのか、結婚がめちゃくちゃ軽い。勢いで結婚しといて金目当てだとわかると一丁前にショック受けてるの面白いな。
ヘイスティングスの急プロポーズにあれだけサラッと返せるシンシアはいいなと思った。キッッッショとならないのがすごい。

ちょっと怪しい人物が諜報員だって事で雑に退場するのが面白い。出オチ諜報員