強いチームはオフィスを捨てる: 37シグナルズが考える「働き方革命」

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152094339

感想・レビュー・書評

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  • すでに古い本だけどまだまだ参考になるなぁ。理想論ではあるけど。

  • リモートワークの素晴らしさ、どのようにしてリモートワークを成立させるかなど

    【リモートワーク】
    ・スイッチを作る(仕事用のPC、場所、アイテムなど)
    ・一日のリズムを作る
    ・意識的に運動する

    【使ってみたい】
    ・basecamp(プロジェクト管理)

  • いますぐオフィスを出よう。リモートで仕事をしようのすすめ。リモートにするとデメリットもあるが、メリットもたくさんあるという。経営するチャンスがあれば思いきってやってみてもいいかと。オフィスに縛られても無駄でしょうというのは同意。

  • 少人数IT企業の事例紹介。
    紹介されているツールは試してみたい。
    このような会社だからできることだと思いたくなるが、AT&TやIBMもできているなら会社規模や業態関係なく上層のマインド次第で実現できるのではないかと思う。

  • 実はウチの会社が行っている働き方。この本を読んでリモートワークについて改めて気づいた点や納得した点も多かったし、ウチが出来ていない点にも気づけた。
    知人に「よく自分を律して働けるね」と言われるけど、仕事に対するセルフコントロールは自分の意志次第どうにでもなる(他者からの強制や干渉よりも自主性を重視する方が自由と責任があるので、各人仕事の責任の所在が明確化するから結果的にこちらの方が良いと思う)。そもそも誰かに見られていないと仕事が出来ないとか怠けるとかは完全なる言い訳やそれまでの自分の習慣と危機感の無さの現れや自己責任(働き手としての当事者意識)の欠落とコミットメント能力の欠如しか感じられない。一流アスリートのように自分に厳しく、そして人に優しく。

    以下、気になった点を抜粋、備忘録

    P37.『リモートワークは、社員の生活を向上させるためのものだ。』

    P61.『リモートワークをまかせられない人間に、何をまかせられるというのだろう。つねに見張っていないと仕事ができないダメ社員に、顧客と話をさせるなんておかしいんじゃないか?』

    P62.『他人と協力して仕事をするためには、おたがいに対する信頼が不可欠だ。信頼するということは、相手がどこにいようと関係なく、自分で仕事をやりとげてくれると信じることだ』

    P86.『こうやって優先度を分けてみると、だいたい80%の知るもんはそれほど急ぎではないことに気づく。わざわざデスクい行って声をかけるより、メールで送ったほうががいい内容だ。それに、メールのやりとりの履歴が残るので、いつでも検索して確認できるというメリットもある。
     15%ほどの質問は、チャットやインスタントメッセージで処理することになるだろう、チャットで長文を書くのは面倒なので、やりとりが手短になる。直接話していたら15分かかる内容でも、チャットなら3分ですむかもしれない。
     そして残り5%が、本当に緊急の問題だ。これについては、電話を使う。確かにボディランゲージは伝わらないが、気にするほどのことでもないややこしいレビューや、誰かを解雇するといった話でもないかぎり、言葉され伝わればコミュニケーションはうまくいく。』

    P97.『リモートワークワーク導入企業例(業種)』

    P99.『コアタイムを決める 毎日4時間はみんな同じ時間に働いたほうがいい。そうすればコミュニケーションもうまくいくし、チームの一体感がでてくるからだ。』

    P115.『大事なのは「今日何をやりとげたか?」ということだけだ。何時に出社して何時に帰ったかは問題じゃない。どんな仕事をしたかが問題なのだ。』

    P133.『リモートワーカーが孤独になりやすいのは事実だ。だから意識的に、外に出たほうがいい。
     リモートワーカーだからといって、家のデスクに張り付いている必要はないのだから。』

    P135.『リモートワークに慣れていないマネジャーは、部下が働かないのではないかと心配する。でも本当は、働きすぎることを心配したほうがいい。部下の様子が見えないので、気づいたときには完全に燃え尽きていたということにもなりかねないからだ。
     これをふせぐ方法は、仕事をしすぎない文化をつくることだ僕らの会社の推奨勤務時間は、週に40時間。』

    P136.『つい働きすぎてしまう人は、「1日分の仕事」という区切りをつくろう。1日の終わりにその日の作業を振り返り、「1日分の働きをしたか?」と考えてみるのだ。』

    P163.『メンバーのコミュニケーションを健全に保ち、みんなが前向きに気持ちよく働けるようにすること。もしも利己的で口の悪い人間が集まっていたら、チームの雰囲気は最悪になってしまう。』

    P178.『時間がかかりすぎるなら、仕事をやりとげる力がたりないということ』

    P179.『リモートワークになれば、使えない人材はすぐに明らかになる。経営はまず人選ありき。不適切なメンバーをすみやかにバスから降ろし、適切なメンバーをバスに乗せよう。』

    P179.『メールやチャットや掲示板で話しあいをするのだから、文章で相手に伝える力が必要だ。』

    P213.『誰かの承認というしくみをやめて、みんあが自分の判断で行動できるようにする。』

    P216−217.『休暇の申請も必要ない。いつでも好きなだけ休暇をとることが可能だ。社員にお願いしているのは3点だけ。(1.)妥当な範囲内にとどめること、(2.)カレンダーに予定を入れること、(3.)チームに迷惑をかけないように調整すること。』

    P219.『人は油断すると、仕事にハマってしまう。
    〜〜〜〜現実はそんなに甘くない。仕事がすべてになってしますと、人はすぐに燃え尽きてしまうからだ。たとえ大好きな仕事でも、そればかりの生活に耐えられるものではない。むしろ仕事好きな人ほど、限界が見えずに行きすぎてしまう危険がある。〜〜〜何よりチームをまとめるリーダーや経営者が「働きすぎはよくない」というムードをつくっていく必要があり。リーダーが残業好きだと、部下もそれに引きずられてしまう。』

    P239−240.『モチベーションが上がらない時、たいていの人はまず自分を責める。〜〜〜でも、ほとんどの場合、本当の問題は自分じゃない。仕事が悪いのだ。〜〜〜〜もしあなたがマネジャーで、部下の誰かがモチベーションを失っていることに気づいたら、直接話しあって問題点をはっきりさせよう。仕事が簡単すぎるのか、それとも難しすぎて挑戦するのが怖いのか?問題点を特定し、それを改善する方法を探っていこう。〜〜〜僕らの会社では、3年以上働いている社員に1ヶ月のリフレッシュ休暇を与えている。』

    P241.『旅にでよう〜〜〜リモートで働いていれば、いますぐにでも旅に出られる。「仕事があるから無理」なんて言い訳は、もう通用しない。』

  • オフィスでなくても仕事はできる。むしろその方がクリエイティブになれる。
    しかし、成果こそが評価になるため、シビアになるししんどい面もある。自分にとって何が優先させるかで決めればいいと思うが、今後はもっと流行ると思う。

  • 楽しそう。。。

    部下を信じられないのは、そもそも採用が悪いとか、とりあえずやってみろとか、いないことで悪い文化が悪だ、とか。

    むしろ、働きすぎな人が危ういという視点は気づかなかった。効率悪いから、ずっと働き続けて、成果を出す阿呆が出たら逆に良くないんだなー。それはありえそうだ。時間管理がキーなのかも。

  • リモートワークのススメ。リモートワークのメリット、デメリットを議論した上で、デメリットはツールややり方しだいで補えるので、メリットの方が大きい、ということを言っている。
    可能であれば1日だけリモートワークにするなどしてみたい。

  • リモートワークのメリット&注意点とデメリット&対応策を自社の経験から語った一冊。リモートワークについては賛否がわかれるところだけれど、地方で暮らせるITインフラが整ってきている時代背景や、仕事の生産性をあげるために何をしたらいいかという1点だけを考えると、一考の余地ありなポイントは多かったです。リモートワークの方が効率のいい業態や仕事もあるのかなとも感じました。特に、個々のレベルが高いチームの場合、裁量を与えるこの方法は効果が出やすいと感じました。

  • リモートワークを先進的に導入している彼らならではの説得力のある内容。
    リモートワークを取り入れるためのポイントやデメリットを補う方法などが非常にわかりやすく示されている。

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