小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784153200111

感想・レビュー・書評

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  • チームマネジメントの本なんだけど、シンプルな原則を説いている。良本だ。

  • 小さなチームで社会的影響力が大きいソフトウェアを作る上で参考になる法則集。仕事の種類は限定していないけれど、基本的にはソフトウェア開発にフォーカスしている内容。

    TIPSというよりは、エッセイに近い感じでさくさくと読みこなせてしまう。いかにシンプルに無駄な作業を極力避けながらシンプルに臨機応変にチームを運営するかを腐心している人には読んでて参考になる部分が多いと思う。

    こういうチームで和気あいあいと意見をぶつけ合いながら仕事ができるのって楽しいんだろうな・・・と淡い想像を掻き立てられてしまった。

  • もっかい読もう。

  • インターネットが変えた事業展開のスタイル。実行がすべて、やらないのは時間がないからでなく情熱がないから。何度も読み返して身につけたい。

  • うみだすこと、そのために37signalsで工夫されてきたことが凝縮されている。文章からエネルギーがつたわってくる。
    誰のためなのか、何のためなのか、そこがハッキリしているということがこんなにもパワーをつくるのだなあと感じた。
    何度も読み返したい一冊。

  • 1個人として最も生産性を向上させるために何をすれば良いのか、そしてどのような考えを持っていなければならないかを指南してくれる本。特に大企業の動きの鈍さに関する考察が明快であり、これではダメだ、と痛感させられた。

  • シンプリシティとユニークネス。


  • 2番重要:始めること

  • @kashino さんが一年近く前に勧められてた本( http://kashino.exblog.jp/10685923/ )、37Signalsによる Rework の翻訳。内容自体は腑に落ちるとこがたくさんあるが、一方こういうのは大企業における小さなチーム(部署)でも有効に使えないのかな、といつも思う。特に「会議は有害」、「顧客を成長させよう」、「舞台裏を公開する」なんかは昨日からでも実践できるんじゃないだろうか。

  • 言っていることが明快でわかりやすい。小さい会社だからことできることなのかわりきりのよさが潔い。本当に大事なことにフォーカスする、という話に尽きると思う。

  • 小さなチーム、大きな仕事
    http://d.hatena.ne.jp/kaorun55/20100722/1279771390

  • 小さな所帯で、シンプルに、迅速に、臨機応変に。やって成功している。全ての企業の知見になり得る!

  • 文句は放っておく。これ使おう。

    時間あけてまた再読したい

  • 個人が起業する際の、小さいビジネスのコツを分かりやすく説明していると思う。ただ、大企業には当てはまらないのでは無いかと思った場所があったのも確か。ただし、決断方法や心構えなど考えさせられる点が多くあって、とても面白いと思う。

  • 「時間がない」は言い訳にならない



     一番多い言い訳は「時間がない」だ。

    会社を立ち上げたい、楽器を学びたい、発明を売り込みたい、

    本を書きたい、しかし十分な時間がない、と人は言う



     

     そんなわけはない。正しく使えば時間はあるものだ。

    仕事をやめなければと考える必要もなり。普通の仕事を

    しながら、夜中にプロジェクトをスタートさせればいい。



     テレビを見たり、オンライン・ゲームをしたりするかわりに、

    アイデアをまとめよう。十時に寝るかわりに、十一時に寝よう。

    徹夜しろとか一日十六時間働けとは言っていない。毎週

    数時間を絞り出すということだ。何かを始めるには、

    これで十分だ。



    (中略)



     そのうえ完璧なタイミングは決して到来しない。

    いつも若すぎたり、年寄りすぎたり、忙しかったり、

    金がなかったり、その他いろいろだったりする。

    完璧なタイミングのことばかり考えていても、

    それは絶対にやってこない。



    (「小さなチーム、大きな仕事」より)



    世界中が注目するアメリカのウエブ業界の旗手、

    「37シグナルズ社」の10年間の実体験、その

    独自の経営手法を明かしている。



    この本は181ページまったく無駄がないという

    感じでなおかつ、とてもスピード感のある

    本でした。一気に読める経営本です。



    まず何かを始める、動き出す。



    これはとても大切なことですよね、



    友人のデザイナーにロゴを依頼したときも、

    つべこべ言いませんでした。



    「まずは手を動かしてみるよ・・・」

    なんていって、数日後に素敵なデザインが

    あがってきました。



    できる人は言い訳なしで、



    即動く!!



    自戒を込めて再読。

  • REWORK 見直す、手直しする。現実を常識と言われてることを。
    時間が無いは言い訳。まず、やらない事を決める、ほんの少し出来ることを継続する、完璧を求めないでいい加減にやる。
    計画を予想に変える。
    人を雇う時は、まず、自分たちがやってみる。限界のタイミングで専門家を雇用する。

  • この本「誰にも教えたくない」と思うほどよくできてる(汗)世界はどんどん変わっており、その変化のエッジをスイスイとサーフしている企業のトップが語る言葉は貴重。等身大で本質的。
    帯でこの本を推薦している人がスゴイのだけど、その理由が腑に落ちた!
    "読まないというなら自己責任でお願いします!"セス・ゴーディン『パーミション・マーケティング』
    "巧言令色も難しい用語も一切なし。成功をつかむためのシンプルな法則があるのみ"クリス・アンダーソン『フリー』『ロングテール』
    "本書の明快さに涙がこぼれそうだ。くそっ、すごいぜ!"トム・ピーターズ『エクセレント・カンパニー』

  • 大は小を兼ねない。とりわけビジネスにおいては。身軽というのは、得てして大きな武器となることを教えてくれます。全てのビジネスマン必読です。

    目次
    まず最初に
    見直す
    先に進む
    進展
    生産性
    競合相手
    進化
    プロモーション
    人を雇う
    ダメージ・コントロール
    文化
    最後に

    大企業が何百億円の広告費をかけて宣伝し、何万人の規模で営業活動を行っているのをあざ笑うかのように、著書の経営する会社は、たった十数人で、何百万人もの顧客を相手にビジネス展開しています。これほど痛快な話は無いと思います。

    著者の自信の深さに驚きます。ビジネスにおいて、通常、実績や資金、会社の知名度に頼ってしまいます。著者はそんな後ろ盾には頼らず、自分のみを信じて素早く行動してしまいます。自信があるからこそできるわざなのだと思います。

    著書を読んで、考えが大きく変わりました。これまでは、自分の仕事をスピードアップさせるために部署に人を集めて、組織を大きくしたいと思っていました。そして、何か失敗をしても会社が自分を守ってくれると甘えていたのかもしれません。

    小さいゆえの身軽さは、大きなメリットになることを学びました。大企業に勝てないのを、会社の規模を言い訳にできないことも学びました。著者にならって、必要最低限の人数で、最大の成果を発揮できるよう、著者の否定する長時間会議や多すぎる書類等をまずは見直してみようと思います。

  • DHH がビジネス書を書いたというだけでもビックリだが、その内容が素晴し過ぎるのにまたビックリ。凡庸なビジネス書を 10冊読むくらいなら、この本を10回読んだ方がいい。ちなみに原題は "Rework"。邦題を付けた人は、この本の中で一貫して主張されている「シンプル」さを理解できなかったようだ。

    常々、本を読むときは気に入ったフレーズや印象に残った箇所に付箋を貼りながら読んでいるのだが、この本ではほとんど全てのページに付箋を貼ることになってしまったので、途中で貼るのをやめた。そもそも、付箋を貼るその下にも素晴しいことが書いてあるので、付箋を貼るスペースすらないのだ(世の中でなぜ透明の付箋が売られているのか、はじめて理解した)。

    明日、もう一回読もう。

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