小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)
- 早川書房 (2010年2月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
- / ISBN・EAN: 9784153200111
感想・レビュー・書評
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37シグナルズという会社の運営方針の説明。
シンプルであることが基本。
追加しないことを選択できること。
フォーチュン500社のトップの80%以上はアイビーリーグ以外出身。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1歩を踏み出すこと
完璧なタイミングは来ない
自分と他者の役に立つもの
芯が先 詳細は後 -
本書の中にあるアドバイスのいくつかは誰しも気付いていることだと思う。
それを一冊にまとめられているのがいいところ。
残業、徹夜、会議、時間が無いからできない、始める前からの綿密な計画、現実の世界におけるマイナスな意見。
当たり前に感じることに非効率的なところが隠されていたり、成長を妨げる要素が隠されていることに気付かされた。
たまにちらっと読む感じがちょうどいい。 -
すごい製品やサービスを生み出す最も単純な方法は、あなたが使いたいものを作ることだ。
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久しぶりに再読。
■真似てはいけない
模倣することによる問題とは、理解を飛ばしてしまうことだ。理解とはあなたが育てるべきものである。なぜあることがそういうしくみになっているのか、あなたは理解しなくてはいけない。
模倣は偽の仕上がり。
理解をもたらさず、未来の決断の礎にもならない。 -
ページ数が少ないので、あっさり読み切れる。「小さなチーム」としているので、それだけ見てしまうと「小さな企業」や「小さな団体」と読み替えてしまいそうになるけど、紹介されているエッセンスは「社内のいち部署」とかでもある程度は適用できる。
この手の本は、読み手がその時に感じている問題意識によって響く場所が違うので、敢えて抜き書きはしませんが、どこかしらで自分の仕事に多かれ少なかれ、参考になるポイントはあると思います。「止めた方がいいことを考える」ってのは、先日読了したドラッカーの『プロフェッショナル』にも出てきて、基本的な要所は本が変わっても大して変わらんな、というところでした。 -
これから行動しようとする人を後押しし、勇気づけてくれる。
なんとなくで読みはじめたが、とても為になる。悩んだり、迷ったり、複雑になった時にまた読み返したい。
★5
2012.10.2〜16
図書館 -
色々な方からオススメされて読んだ。
少人数のチームで仕事をする上でのプラクティスが詰まった良書。中規模のチームで働く人でも、はっと気づかされることは多いのではないだろうか。
特に自分が感動したのは、本書の随所に書かれているモチベーション管理の方法。会社では「モチベーション管理は自己責任」として、管理方法を教えてくれる上司は少ないのではないだろうか。 -
経験に裏打ちされた仕事観が爽快。スピード感があり、柔軟で、最高のパフォーマンスを発揮する組織のあり方が参考になった。これからビジネスを始めたいという思いを漠然とでも抱く人には大きな活力となりそうです。もちろん、すでに始めている人にとっても。図書館から借りた本ですが、気に入ったのでさっそくAmazonで購入を決めました。また、本書は邦訳版ですが、言葉が明快で簡潔なため原書のハードカバーも同時に購入。原書を読むのもとても楽しみです。
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リーンよりこっちの方が頭に入った。
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チーム作業本というより、なんか企業することへの結論を出してるように受け取られる本w
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手っ取り早く役立つノウハウとかじゃないが、なんか気が楽になる。
これでいいのだ。 -
大きくない会社が、いかに大きくならずに成功し続けているか。
「現実」の「一般常識」から外れたところでも成功ができるということをぜひ考えるべきだ。周囲の雑音は無視するに限る。 -
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「小さいことは良いことだ」という信条を基点にして、
そこから考えながら実践してきた働き方の数々。
働き方を見直す上ではとてもいい。
頭が活性化される。
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会議は無駄、
人材はなるべく雇わない(雇うとしても自分でやってから)、
計画ではなく予想、
2週間たってできなかったことは違う人に任せる、
オープンにする、
「いま」始める、
ToDoリストは上から順にやるだけ、etc…。
一つ一つを取ると納得感があるし、
出来そうな気がする。それを共通の信念に根差して
組織として徹底し続けられるか。
そこの哲学の深遠さと追求するための地道な努力と。
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あなたに必要なものを作る。
それにつきる。