- Amazon.co.jp ・本 (485ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163234908
感想・レビュー・書評
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無茶苦茶面白い!
天才軍師・孔明の異常行動(虚言癖や策謀癖)を鋭くツッコミ切り刻む作者の言葉の選び方・表現が最高に面白い。
中学時代夢中になって読みふけったKoeiの「爆笑三国志」シリーズを分厚い一冊の本に纏め上げたかのような展開にお腹がよじれるくらい笑いました。
後半で展開するウエスタン風三国志は笑い無しに読み進めることはできません!!
いいナァ。あれで全編綴ってもらったらたぶん笑いすぎで読了できないよ・・・。
精神的に疲れているときに馬鹿笑いするにはぴったりの本。
ふざけていながらちゃんと孔明像も炙り出しているからじっくり読むのもいいのでは。
レッドクリフ見た人もまだ見てない人もこれを読んで是非笑って下さい。
孔明のだまくらかしのテクニックがただただ面白い。
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すごいタイトル…
でも面白そうです。
で、読みました(2009 2,25)
これまで誰もツッこまなかった伝説に踏み込んで、新たな解釈を加えた一冊、、、じゃないかしら。
ぶっ飛んでて面白い。突っ込みが絶妙。
言われてみれば「確かに!!」なネタ満載。
人物のキャラクターがまた、はっきりしてて面白かったです。
純粋な三国志ファン、は、気分を害する方もいらっしゃるかも… -
奇人変人、諸葛孔明何処へ行く。正史や有名な三国志に描かれている「知的で物腰柔らか」な孔明を想像して読み始めると痛い目に遭うこと請け合い。孔明だけではない、登場人物が皆少し「ヘン」。酷く人見知りな諸葛謹、奇声を発する趙雲、発明大好き孔明夫人、任侠集団呉軍など、一癖も二癖もある人達が、これでもか!と繰り広げる三国志。火計大好きで変な孔明が許せる方には心からオススメ。
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三国志に少しでも興味がある人なら、是非一度読んで欲しい一冊。ただ、出来る事なら、一度きちんとした本を読んでからの方が良い。
この本に描かれているのは、題名通り「諸葛孔明」の物語。彼の幼少期から、かの有名な三顧の礼までのエピソードまでが収められている。何よりも印象に残るのが、彼の嫁取りのエピソードだろうか。ただでさえ、変な兄に振り回される諸葛?が、兄嫁月英にも虐げられている(?)姿に爆笑。ここに描かれている孔明は、他の作品に見られるような、冷静沈着で仙人のような人柄ではない。破天荒というか、とにかく問題児なのだ。変人としか言えない。
小賢しい策を労し、三度の飯よりも火計が大好きな狂人の様に描かれている。しかし、そこに反論しようとしても・・・残念ながらできないのである。確かに彼は火計が大好きだ・・・。
そんな彼に振り回される諸葛?を哀れみながらも、笑いが止まらない、そんな作品です。
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酒見さんの著者後書きの語りがそのまま小説になったような本。それにしても三国志本を読んでこんなに笑ったのは初めてかもw。
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三国志を真面目に語っていると思いきや、お笑い入りの諸葛一族&蜀のみなさんのおはなし。
諸葛均が振り回されすぎです....そこの孔明ッ!黄氏といちゃつきすぎ!
「元直・・・・しあわせ?」 -
孔明が劉備に呼ばれるところまでの話。
いやーー。三国志は齧った程度だけど、コレは面白い!
作者の細かいツッコミが笑えます。
早く続編も借りてこよ〜っと -
私の愛する諸葛孔明像ランキングで、SWEET三国志の孔明に並びました(笑)。
抱腹絶倒です。それでいて、中国物に激強な作家さんだけに安心して読めてしまいます。
激しくお薦め。
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ヘンタイすぎる諸葛孔明とバカすぎる劉備とその仲間たちが大好きだ!
笑い声をあげてしまうので、一人にときにしか読めません。 -
三国志×『魁!男塾』、シャレを解さない三国志ファンは読んではいけない地雷ですが、一騎当千のツワモノたちのぶっちぎれかた、そのデフォルメっぷりを許せる方には是非読んで笑っていただきたい。「自分の愛する武将を汚した!貶めた!」という類の思い込みがなければ、こんだけ笑える三国志はないです。
用兵に於ける、ホント神かってくらい崇め奉られ称えられている諸葛孔明を天才なんだかアレなんだか、という存在として描いているのをはじめ、人望しかない大酒飲みのバトル大好き傭兵団・蜀、オジキをトップに据えた男弁の仁義なき集団・呉(「くれ」ではございません)、優秀な人材を見ると集めずにはいられない人材マニア曹操率いる・魏が繰り広げる戦いと、あくまでもマイペースを貫く珍孔明、これ三国志に疎い方にもお勧めです。
現在2巻まで発売中、続編が出たら何を差し置いても読みたい。