扉守(とびらもり)

著者 : 光原百合

• 文藝春秋 (2009年11月25日発売)

感想・レビュー・書評

[くろおさんの感想 · 2012年11月2日]

かつくらの書評から。
あらすじだけ聞いて妄想を膨らまし続けていた相手です。特にセルベルの店長。どんな人だろうとわくわくしていたら期待を裏切らないお方で嬉しかったです。方言かっこいい。
桜の話と屋敷の話も好きでした～

[金谷さんの感想 · 2012年10月23日]

尾道モデルの架空の街、潮ノ道を舞台にちょっとファンタジーな短編集。面白かった。「帰去来の井戸」と「ピアニシモより小さな祈り」が好き。やさしくせつなく温かい。土地の力と人の想いが結びつく。とぼけたお坊さんの了斎さんが楽しい。どれも情景描写が巧みで、目に浮かぶよう。尾道行ったことないので、行ってみたくなりました。坂に悪態つくかもしれないけど（笑）。

[読書のきおくさんの感想 · 2012年10月20日]

読み終わった後ほっこりした。

[てくてくさんの感想 · 2012年8月8日]

第一回広島本大賞受賞作

[kinaeさんの感想 · 2012年5月21日]

「魔法使いがやってくる　瀬戸の海と山に囲まれた懐かしいまち・潮ノ道にはちいさな奇跡があふれている」（帯より）

ファンタジー♪
ほんわかじーん…
帰去来の井戸はいついつまでも守ってほしいような〜

[スカーレットさんの感想 · 2012年4月22日]

無料のタウン紙で、尾道を舞台にした作品とあったので図書館で借りたけど・・・ファンタジー色が強く、全くおもしろくなかった。

[ろくさんの感想 · 2012年1月30日]

面白かった！ 不思議な街の不思議な短編集。

[milciさんの感想 · 2012年1月20日]

瀬戸内の潮ノ道を舞台にした連作短編集。
どの話もほっとするいい話。
扉守と桜絵師が気に入りました。

[shino224さんの感想 · 2011年12月2日]

初めて読んだ光原さん、良かった。不思議系は苦手だけれど、この本は沁みるように心に添ってきた。
尾道に行ってみたい！

読んだきっかけはフォローしてくださっている方が読んでいたから。感謝！

[kurarakatarinaさんの感想 · 2011年11月22日]

綺麗で優しい話です。尾道っぽいと思ったら、作者さんの故郷でした。
個人的には「井戸」の話が好きかな。

著者プロフィール

広島県尾道市生まれ。詩集や童話集を出版したのち、一九九八年『時計を忘れて森へいこう』でミステリ界にデビュー。二〇〇二年「十八の夏」で第五十五回日本推理作家協会賞短編部門、十一年『扉守　潮ノ道の旅人』で第一回広島本大賞を受賞。主な著書に『星月夜の夢がたり』『イオニアの風』『風の交響楽』など。

「2022年 『おいしい旅 想い出編』 で使われていた紹介文から引用しています。」