学生時代にやらなくてもいい20のこと

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163752501

感想・レビュー・書評

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  • 図書館うろうろしてたらばったり出会う。パラパラ。シューカツのことかいてる、読んでみる、大爆笑。お持ち帰り。
    部活やめるってよ、で有名な朝井リョウ君なんだけど、わたしはこれがはじめて。こんな面白いものかくひとだったんだって驚き。ちょっと三浦しをんさん系。同じ早稲田。
    スマートフォンと、シューカツものがずばぬけて面白い。でも全部おもしろい。こんな感じでかけたら、全ての経験が面白いものになるよなあ、って。
    シューカツは通過儀礼。
    自転車で京都まで行く話で、彼の描写のうまさを実感した。ほんとにあの通りなんだよねー。
    じ!つ!に!、おもしろかった!!!!と、朝井リョウ君並みにエクスクラメーションマークの大放出である。

  • タイトルからは自己啓発本かの様な印象を受けますが
    朝井リョウさんの大学生時代の経験をおもしろおかしく綴ったエッセイです。
    アマゾンのレビューをチェックしてみたところ皆さん揃ってべた褒めで
    半信半疑で手にしたのですが、言葉回しがとてもツボで思わずにやりとしてしまう場面が多々ありました。
    馬面だ馬鹿だなんだといいながら楽しい生活送ってんじゃねえかこのやろうと思わせても致し方ない一冊

  • 最初はつまんないなって思ったけど、じわじわきた。
    朝井リョウは、やっぱ小説のほうが好き。

    でも、エッセイで再確認したけど
    やっぱこの人の言葉のセンスとチョイスが好きだなあ。

    島のエッセイに一番共感してしまったあたり、
    朝井リョウにはまってる、わたし。

  • 「桐島、部活やめるってよ」の作者の大学時代の思い出エッセイ。
    作者と相性の悪い静岡在住者にとって、自転車で静岡を越えるくだりはかなり笑った。その通り、横に無駄に長いんだよねえ。
    若者の心を掴む(本人も若者だから)文章の面白さだと思いました。
    大学時代から文学の世界に足をつっこんでるから、普通の大学生とは違うよね。

  • 小さな笑いがたくさんある。純粋に朝井リョウという人を好きになった。笑

  • 腹抱えて笑った。とくにダイエットドキュメンタリーのくだりが好きです。発想が謎すぎて。

  • めっちゃ面白かった!!久々に笑いながら本を読みました★朝井リョウさんの何者を読んで、衝撃を受けたので、どんな人なのかなと思って読みました。
    今の若者はだめだとか、ゆとり世代は…とか言われてますが、そんな世代を生きてきた私達が一生懸命バリケードを張って隠している恥ずかしい部分を丸出しに曝して、だけどきちんと希望を持てるかたちで発信できる面白い人ですね。これから他の作品を読むのが楽しみです!

  • 就職もして平日は毎日仕事に行きながら朝晩小説を書き、取材とか打合せを土日に…なんて生活をしているらしいので
    きちんきちんと計画的に行動する人なんだなぁ、凄いわうちの息子と大違いだわ同い年なのに!

    と思っていたのが
    この本を読んでびっくり!
    馬鹿さをアピールするための多少の誇張はあるのだろうけど
    それでも面白すぎてお腹が痛いw
    何なの?この子!

    同い年でまだ学生やってる息子にも読ませたい。

    20130809

  • 完全にギャグ本
    ゆとり大学生のリア充キャンパスライフだった。
    同じゆとりとしてそのリア充っぷりに嫉妬を通り越して朝井リョウには絶望した。随所で無計画性をアピールしつつちゃっかり就職しているあたりの堅実性にW絶望。
    はっ!!

    免許証のオリジナルカスタマイズはくっそ笑った。
    言葉の響きがおもしろすぎる。

  • エッセイ。 「何者も情熱大陸も面白かったし、この人絶対エッセイも面白い」と思ってたら、やっぱり面白かった。 主に大学時代の思い出話。強行軍で旅行したり、みんなで遊びに行ったり、徹夜で鍋したり。あんなのいつまでも出来ると思ってたけど、30超えてそうでもないと気づきつつ、遠い目で読む。 後半は、何者にも通じる自身の就活体験記。作家デビューの方が先だっただけで、きちんと人生に向き合う姿勢は凄い。ますます気になる作家さんです。 「ここにサインしたら、これは朝井リョウのカバンみたいになるんだけど、いいのかな」

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著者プロフィール

1989年岐阜県生まれ。2009年『桐島、部活やめるってよ』で、「小説すばる新人賞」を受賞し、デビュー。11年『チア男子!!』で、高校生が選ぶ「天竜文学賞」を受賞。13年『何者』で「直木賞」、14年『世界地図の下書き』で「坪田譲治文学賞」を受賞する。その他著書に、『どうしても生きてる』『死にがいを求めて生きているの』『スター』『正欲』等がある。

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