学生時代にやらなくてもいい20のこと

著者 :
  • 文藝春秋
4.07
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本棚登録 : 2340
感想 : 335
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163752501

感想・レビュー・書評

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  • 冒頭の一文目、
    「私はお腹が弱い。」に
    ものすごく共感してしまい、手に取った一冊。

    著者の学生時代の様々なエピソードに吹き出すこと数十回。
    もうちょっと教訓的なことが書いてあるのかと思いきや、
    ほぼ最後まで笑いで終わった。

    良くも悪くも、わたしが抱く四年制のザ・大学生!
    この期間が、実は大人になるための必要な時間なのかなー
    と思ったりする。

  • この人は間違いなくおバカな早稲田生の典型!

    大学在学中に作家デビューした筆者の
    学生時代の数々の出来事から、
    おもしろ母親エピソード、就活までのエッセイ集

    完全に笑かされました、予想外に!
    文章(特にツッコミ?)おもしろすぎます
    美容院のくだりが最高!

    昨今のビジネス本を揶揄した感じの
    タイトルがまたいい

    電車や公共の場所で読むのは、
    吹き出す可能性あるのでおすすめしません!

  • 自己啓発本みたいな題名ですが、エッセイです。朝井リョウさんが自身の大学生活を面白おかしく紹介します。まだ学生の人は「自分もこんなバカなことやるぞ!」と意気込み、もう社会人の人は「こんなバカなことやったなあ」と振り返ることになる1冊。ちなみに、公共の場で読むことはお勧めしません。突如、笑い出したあなたを見て周りが不審に思うので。
    /新人マガジンは大学生2人が本を中心に様々なことを話すPodcast番組です。→http://shinmaga.com/2015/12/29/post-192/

  •  朝井さんのユーモア冴えわたるエッセイ。朝井さんと私の年齢差が僅かなので同級生同士のやり取りのノリが似ていて、いちお友達の話を聞いているような楽しさもあった。特に面白かったのはダイエットドキュメンタリーの話、北海道旅行の話。もうどうしようもない話で笑うしかない。

  • なんなんだこれは!面白すぎる。自分のお腹の弱さや馬顔に対するツッコミがたまらない。ちょいちょい笑ってしまった。想像通りのイマドキおバカリア充男子だったな、朝井リョウ。今春大学を卒業し、専業作家ではなく会社員との2足の草鞋を履くことを選んだようで、もしかしたら小説を書かなくなることがあるかもしれないということだけど、筆を折るには早すぎるし惜しすぎる才能。このエッセイが1,000円で買えるなんて蔵書に入れたくなるわ。大変笑わせていただきました。2012/521

  • やっぱり電車で読むものではなかった。笑いすぎて変に思われてるかも。なぜ彼の小説がおもしろいか少しは分った気がする。久々楽しく読めた一冊。

  • 読んでる途中で何度もふふってなった笑
    朝井リョウさんも自分たちと同じような大学生活を送っていたんだなと思うとすごく親近感が湧いた

  • 小説とは全く違った印象のエッセイ。学生時代のエピソードが次々と語られるが、なかなか楽しかった。

  • 若さと馬鹿さの溢れる、爆笑エッセイ。書き方を崩しているのに下品ではなく、読後感が爽やか。
    若いっていいなぁ。自分もこうだったなぁと、懐かしく読み終えた。

  • 朝井さんとは同じ岐阜県出身で年も近いのですが、今回初めて読みました。

    いやー面白かったー!吹き出しちゃう場面が多々あるので電車の中では読まない方がいいです。
    学生時代、主に大学生時代を中心にしたエッセイ。
    同じ岐阜県出身なのに、自宅から大学に通う私と違い、都会でいかにも「大学生!」な大学生活を送る朝井さんに羨ましさを感じつつ、高3の「夏休みの400時間勉強」や長良川の花火大会の行き帰りの大変さには、そうそうそうなの!と懐かしくもなったり。

    同世代の作家さんだから、同じようなことを経験したり考えたりすることもあるんだろうなあ。
    他の作品も読んでみたくなりました。

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著者プロフィール

1989年岐阜県生まれ。2009年『桐島、部活やめるってよ』で、「小説すばる新人賞」を受賞し、デビュー。11年『チア男子!!』で、高校生が選ぶ「天竜文学賞」を受賞。13年『何者』で「直木賞」、14年『世界地図の下書き』で「坪田譲治文学賞」を受賞する。その他著書に、『どうしても生きてる』『死にがいを求めて生きているの』『スター』『正欲』等がある。

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